藤枝MYFCは6日、クラブ初の夏限定ユニフォームを発表した。

明治安田生命J2リーグに昇格して1年目のシーズンを戦っている藤枝。J2でも攻撃的なサッカーを貫き、第19節までを終えて14位に位置している。

藤枝にとって初となる夏限定ユニフォームだが、そのデザイン案は2022年10月に行われた地元の藤枝市立青島中学校への授業訪問の際に、総合学習の一環として行ったコラボ企画にて生まれたという。

青島中学校の現2年生が昨年度「藤枝の魅力を発信する企画案を作成せよ!」というミッションのもとより良い街にするための企画を作成する中で、藤枝はユニフォームやTシャツの考案をテーマとした教室に伺っていたが、その中で子どもたちから素晴らしいシャツ・ユニフォームデザイン案の提案が複数あったようだ。

夏限定ユニフォームのデザインは、その中から厳選した、市の木・鳥・花である「松の木」「うぐいす」「藤の花」入りの、今までのイメージを一新させる和風色が強い仕上がりになっている。

このように地域の子どもたちが考案したデザインをユニフォームに採用する例もクラブ初となり、今後はさらに限定Tシャツの販売や、デザイン案を作った生徒本人がお披露目の場に来場することも計画しているという。

そんなユニフォームのデザインには、ファンも「和風!渋い」、「かっこよすぎるな」、「黒地に金の配色いい」、「和柄ぽいのがGOOD」と反響を寄せている。

この夏限定ユニフォームは、7月22日に行われるJ2第27節ツエーゲン金沢戦からのホームゲーム3試合において選手たちが着用する。