ファンの大声援を受けたミランスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)が感極まった。

4日に行われたセリエA最終節で、ミランはホームにエラス・ヴェローナを迎えた。

試合はFWオリヴィエ・ジルーのゴールで先制。一度は追いつかれたものの、終盤にMFラファエルレオンが2ゴールを奪い、3-1で勝利を収めた。

試合後にはセレモニーが開催され、ケガのために欠場となったイブラヒモビッチも登場。すでに退団が発表されていたため、ファンへの惜別の挨拶かと思いきや、サッカー界からの別れ、突如の引退宣言を行った。

ピーチでは気丈な姿を見せていたが、ファンの大声援は琴線に触れた様子。目には光るものがあり、のどを震わせるような仕草も見られた。

それでも凛として振る舞い続けたイブラヒモビッチ。6日には自身のインスタグラムを更新し、自身のこれまでのプレー集を公開。「それは夢に始まり、財産で終わった」と綴り、1つの章に幕が下りたことを告げた。