株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は転職活動中の個人に調査を実施しました。本リリースは、2月2日(木)に発表した転職活動者調査の第2弾になり、転職活動中に感じる不安や企業に提示してほしい情報を世代別に見ています。調査期間は2022年12月13日(火)~12月14日(水)です。以下、1,040人の回答結果の概要を報告します。

■HR統括編集長 藤井 薫 解説

今回、転職活動者1,040人の声から、転職活動中の不安や、企業に提示してほしい情報を探りました。不安では、「希望する年収」「転職したいと思える仕事」が見つかるかが、全世代とも上位となりました。一方、年代別では、20~30代が「希望の勤務条件(場所や時間)の仕事」が見つかるか不安。40~50代は「年齢によって不利」の不安と、年代別で差異が見えました。

こうした不安を背景にしたように、企業に提示してほしい情報では、20~30代は「働き方に関する詳しい情報」、50代では「具体的な仕事内容やミッション」と年代別で差異が色濃く見られました。

「“希望する”年収」「“転職したいと思える”仕事」「“具体的な”仕事内容」「働き方の”詳しい“情報」…。回答上位となった転職活動者の不安と、企業に提示して欲しい情報を見つめると、求職者一人ひとりが、1.不安を払拭し2.希望を満たす3.具体的な情報によって、企業を選別しようとする立ち姿が見えてきます。コロナ禍で自らのキャリアを見つめ直した求職者は、自らの将来不安を払拭し、心から希望する仕事・年収・働き方を、おそらく企業が考える以上に具体的に希求しています。

特に、新しい働き方をリードする、20~30代の「働き方への希求」は、見逃せません。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、企業によっては出社制限を見直し、オフィス回帰を促すケースもあるかと思います。しかし、コロナ禍前の働き方に回帰させるだけでなく、働く一人ひとりにとって、より生産性高く働ける選択肢を持てるようにすることが求められているのではないでしょうか。

「企業が働く個人を選ぶ」から、「働く個人に企業が選ばれる」時代に転換している今。働く個人の「不安と希望に、具体で提示する」ことこそ、選ばれる企業の条件となるでしょう。

リクルート HR統括編集長

藤井薫

調査概要

調査方法:インターネット調査

調査対象:転職活動中の方

有効回答数:1,040人

調査実施期間:2022年12月13日(火)~12月14日(水)

調査機関:マクロミル

詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230606_hr_01.pdf

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