ミランは6日、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏、スポーツディレクター(SD)のリッキーマッサーラ氏が5日の任期満了をもってクラブを離れたことを明かした。

ミランは声明にて「我々はチャンピオンズリーグの復帰、2021-22シーズンのスクデット獲得に貢献したパオロ・マルディーニの長年の役割に感謝しています」と発表。

イタリアの複数メディアによると、ミランを運営するアメリカ投資会社『レッドバード・キャピタル・パートナーズ』の創始者で、現ミランオーナーであるジェリーカルディナーレ氏との補強方針の違いなどを巡って、マルディーニ氏とマッサーラ氏が対立。5日のミーティングの場で解任を言い渡された模様だ。

両者の後任には最高経営責任者(CEO)のジョルジオ・フルラーニ氏と、チーフスカウトのジェフリー・モンカーダ氏の内部昇格が報じられている。

フルラーニ氏はFWラファエルレオンの契約延長交渉を主導。モンカーダ氏はGKマイク・メニャンやDFピエールカルルの獲得交渉の初期段階に関わっていたとされる。