満員電車・電車・吊り革

東日本や西日本で晴れて気温が上がっているきょう7日、ツイッターでは「弱冷房車」と「強冷房車」がトレンド入り。電車内の空調をめぐって論争を呼んでいる。


■広い範囲で気温が上昇

きょう7日は東日本や西日本の広い範囲で晴天となり、強い日差しの影響から気温が上昇。真夏日を記録している地点もある。

暑い日に気になるのが、通勤や通学の際の電車内の冷房。各鉄道では、冷房の時期にはとくに制限のないところが多く、その日の外気温や車内温度、湿度などによって乗務員が調節しているようだ。


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■「弱冷房車は嫌い」「助けられてる」

中でも、1984年京阪電鉄で導入されて以来、各社に広がった「弱冷房車」は、SNSでもたびたび話題になっている。通常の冷房よりも2℃ほど高い設定になっているところが多いようだが、「暑い」と感じる人も。

この日も、ツイッターでは「めっちゃ汗かくので弱冷房車は嫌い」「乗ろうとするところ、だいたい弱冷房車で萎えてる」「弱冷房車なんて廃止しろ! 全部冷房効かせろ!」という声があがった。

その一方で、「薄手のパーカー着てないと弱冷房車でも寒くて耐えられない…」「弱冷房車でも寒さで震えてる」「夏の時期はほんと助けられてる」と必要性を訴える人もみられ、「弱冷房車」がトレンド入りした。


■「強冷房車も設けて」の声

このトレンドに対抗するかのように、「強冷房車」のワードもトレンド入り。「極度の暑がりなので強冷房車も設けてほしい」「弱冷房車が必要なら強冷房車も作ってほしい」「弱冷房車の存在に文句言ってるんやなくて、それあるんやったら強冷房車も作れっていう簡単な話」との主張も。

さらに、「弱冷房車がトレンド入りでいろいろ言われてるけど、あたしの希望はずっとこれです。冬の弱暖房車(無暖房車でもいい)」「暑がりだから強冷房車と弱暖房車は一生欲してる」「強冷房車より弱暖房車のほうができたらありがたい」と、冬の電車内の“効きすぎる暖房”を気にする人も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

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