アベンジャーズ」シリーズで知られるマーベル・スタジオによる最新ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」が6月21日(水)よりディズニー公式動画サービス「ディズニープラス」で配信される。配信に先駆け、本作のキャスト陣が緊迫感満載な物語を解説する特別映像が解禁された。

【動画】「シークレット・インベージョン」キャスト陣が作品について語る特別映像

アベンジャーズの創始者が史上最大の脅威に挑む

主人公はサミュエル・L・ジャクソン演じる国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官、ニック・フューリー。アイアンマンキャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、スパイダーマンスパルタ気味な保護者としても活躍してきたフューリーだが、彼がアベンジャーズを結成したのは地球外の侵略を阻止するためだった。

しかし、アベンジャーズが表舞台から消えた時、マーベル史上最大の脅威“シークレット・インベージョン”が訪れる。最強チームなき今、フューリーはこの脅威にどう立ち向かうのか。MCUの歴史の裏で暗躍してきた男の戦いが描かれる。

解禁された映像では、サミュエルを筆頭に、エミリアクラークオリヴィア・コールマンら俳優陣が緊迫感溢れる物語を解説。“アベンジャーズ”の一員。ウォーマシンことジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードルは「さまざまな視点を通してMCUの世界を見ることでキャラクターの違う側面も見えてくる。彼らの本質もさらに深掘りできる」とMCU の歴史を揺るがすほどのストーリーであることを示唆した。

■味方さえも信じることができないスリル満載の心理戦

物語の鍵となるのは、誰にでも姿を変えられる“擬態”能力で侵略計画を企むスクラル人。彼らの擬態がフューリーらをかく乱し、誰が敵か味方かわからない危機的状況へと追い込んでいく。重要人物とされるガイア役のエミリアは「本当に信頼できるのは誰なのか?という疑問は、この作品の肝。全くの予測不能で先読みすることも想像もできない」とコメント。

フューリーの右腕、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズは「親しいと思っていた人と話していても、実は思っているのと違う人だったりする。スパイスパイの戦いよ」と語る。MCUおなじみのキャラクターの中にも、スクラル人が擬態した“ニセ者”が存在するかもしれないという状況下で、視聴者が混乱しかねないほどに高度な心理戦が繰り広げられる。

今回が初の主人公となるフューリー。トレードマークである眼帯を外している姿もあり、これまでとは違うフューリーの姿も描かれる。サミュエルは「帰ってきたニック・フューリーはかつての権力を失っているんだ。そんなこともあってこの作品ではあまり超人的な方法で問題解決しない」と変化を解説。

これまで“アベンジャーズ”のようなヒーローたちをまとめ上げ、幾度も世界を救ってきたフューリーが、今回は自らが先陣を切って“脅威”と対峙(たいじ)していく。フューリーの協力者側にいるスクラル人・タロスを演じたベン・メンデルソーンが「舞台、空気感、脚本、すべてにおいてスリラーだ」と語るように、スリルと謎に満ちた重厚なストーリーが展開される。

「シークレット・インベージョン」がディズニープラスにて6月21日(水)より独占配信/(C)2023 Marvel