2011年に愛人と隠し子がいたことが発覚し、世間を賑わせたアーノルド・シュワルツェネッガー。自身のドキュメンタリー番組で後悔の念を口にした。

【写真】父の足跡を辿ってボディビルダー&俳優に「ジョセフ・バエナ」

 1986年にアメリカの名門ケネディ家出身のマリア・シュライバーと結婚し、4人の子どもをもうけたシュワルツェネッガー。しかし、2011年に夫妻は離婚を発表(成立したのは2021年)。同時にシュワルツェネッガーには長年の愛人がいて、隠し子もいたことが発覚した。愛人との間に生まれたジョセフ・バエナは現在25歳になり、父の足跡を辿ってボディビルダー&俳優として活動している。

 7日から配信されたNetflixのドキュメンタリーシリーズ『アーノルド』で、シュワルツェネッガーがこの騒動に触れた。「俺がバカなことをしたせいで、家族を酷く苦しめてしまったと思う」「皆が辛かった。マリアは苦しまなければいけなかったし、子どもたちもそうだ。ジョセフも、彼の母親も苦しんだ。残りの人生、ずっとこのことを抱えて生きていかねばならないと思っている。人はみな俺の成功を記憶しているが、失敗も忘れない。これは大きな失敗だ」。そして、「仕事でいくつも失敗をしてきた。でもこれはレベルが違う」と加えた。

 そうした状況の中、マリアと共に子どもたちを立派に育て上げることができたのを、すごくハッピーだと語り、「傍に良いパートナーがいるほど大切なことはない。マリアはあらゆる意味で最高のパートナーだった。今もすごく良い関係だ」とマリアと賞賛。ただ「どんな行事でも俺たちは家族として一緒に参加する。だけど、家族として一緒に暮らしていたあの頃とは違うんだ」と、騒動を機に変わってしまったと述べた。

 ジョセフについては、「俺がしたことは間違いだった。でも、ジョセフに望まれずに誕生したとは思ってほしくない。彼は本当に望まれて生まれたんだ」とコメント。「彼が大好きだし、立派な若者に成長したよ」と語った。

 なおシュワルツェネッガーは先月のThe Hollywood Reporterのインタビューで、マリアとの離婚は当初非常に辛かったが、次第に乗り越えることが出来たとコメント。今は「素晴らしい」ガールフレンドで理学療法士のヘザー・ミリガンと交際中だと明かしている。

アーノルド・シュワルツェネッガー、愛人・隠し子騒動は人生の大きな失敗  クランクイン!