株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は転職活動中の個人に調査を実施しました。2023年2月2日にリリースした「転職活動者調査」の第3弾になります。「構造的な人材不足」の中で「円滑な労働移動」をいかに実現するかは、社会にとっても企業にとっても喫緊の課題です。果たして実際の転職活動者は、どう考えているのか。今回は、転職活動のきっかけ、転職活動中の不安、企業に提示してほしい情報、魅力的な職場について明らかにしました。調査期間は2022年12月13日(火)~12月14日(水)です。以下、1,040人の回答結果の概要を報告します。

解説 HR統括編集長 藤井 薫

今回、転職活動者1,040人の声から、転職活動者がスムーズに活動するために、企業は何をすることができるのか? そのヒントを探りました。転職のきっかけは、「いまの会社の将来性」を見越し、「成長できる環境」「より責任ややりがいのある仕事がしたい」と、会社や仕事の将来に対するまなざしが上位にランクイン。転職活動中の不安では、「希望する年収の実現」「転職したいと思える仕事か」など、待遇情報や仕事内容が上位となりました。

こうした希望や不安を背景に、企業に提示してほしい情報では、「上司やメンバーの経歴や能力」「具体的な仕事内容やミッション」「評価指標」「働き方に関する詳しい情報」と、より粒度の高い、具体的な職場情報が、上位にランクインしました。

「会社の将来性」「やりがいのある仕事」「希望する年収」「透明性ある評価指標」「上司やメンバーの能力」「働き方の魅力」。転職活動者が希求する声からは、「何を目指す会社で働くか(パーパスの魅力)」、「どんなやりがいを持って働くか(仕事や待遇の魅力)だけでなく、誰と働くか(人間関係の魅力)」が、転職活動を支援する重要な情報となることがわかります。中途採用を加速する多くの企業には、会社情報や仕事・待遇情報に加えて、職場の人間関係の魅力を、具体的に提示することが求められていると思います。「企業が働く個人を選ぶ」時代から、「働く個人に企業が選ばれる」時代に転換している今。働く個人の不安と希望に、「“職場で働くイメージ”を具体的に提示する」ことこそ、選ばれる企業の条件となるでしょう。

調査概要

(1)実施期間:2022年12月13日(火)~12月14日(水)

(2)調査対象:転職活動中の方

(3)回答人数:1,040人

(4)調査方法:インターネット調査

詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230608_hr_01.pdf

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