中国へ旅立って3カ月半、一般公開が待ち遠しいシャンシャンだが、6月12日に6歳の誕生日を迎える。そこで、記念に発売される写真集『毎日パンダの1010日シャンシャン写真集』(青春出版社)&著者の高氏貴博さんのブログから思い出のショットを!
「初めて会ったときから、シャンシャンは人気者になると思いました」と’11年から上野動物園に毎日通ってパンダの写真を撮り続けている高氏さん。かわいいだけでなく、ユニークな行動をして飽きさせないキャラクターは人を魅了するだろう、と確信していたそう。
「小さいころから木の上で暴れたりしておてんばでハラハラさせられました。この5年半は娘の成長を追う父親のようでした。親バカですが、世界一かわいくて優秀なパンダだと思います」
一般公開初日、生後約半年のシャンシャン。「小さくてコロコロしててぬいぐるみのようなかわいさで、全身が真っピンクでした」(高氏さん・以下同)
「シャンシャンはママが大好き。寄り添ったり一緒に遊んだり。ママのシンシンは適度な距離を保ちながら子育てしていました」
開園前から4000人がお祝いに駆け付け、シャンシャン観覧まで最長180分以上待ちの大行列に。園からは記念のカードが配布された。
竹をくわえてでんぐり返し、やぐらの上でゴロンゴロンしたり、小庭でも隅っこでゴロゴロ。平成最後の日は暴れシャンだった。
新時代に突入した日のシャンシャンは、ずっと木の上で寝ていてお団子状態。むっちりとしたお尻が愛らしい。
平日にもかかわらず180分以上の待ち時間。体重も60キロを超えてすっかりレディの体形に。まなざしにもお姉シャンの風格が。
感染症拡大防止のため翌日から6月中旬まで休園することに。シャンシャンはスヤスヤとお昼寝していた。
感染症拡大防止のため、観覧はできていたが撮影は禁止されていた。久々にシャンシャンが撮れた日は竹をたくさん頰張って元気いっぱい。
シャンシャンはやぐらの上でお昼寝しながら、手足をピーンと伸ばしてリラックス。上野公園広場ではイベントが行われて大盛況。
【’23年2月19日】日本での一般公開最終日
最後はとびっきりかわいい笑顔で。「何回も返還日が延長されましたが、さすがにこの日は笑顔で送り出そうと腹をくくりました」
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