古巣であるジャニーズ事務所が創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れる中、2022年10月末をもって突如、副社長を務めていたジャニーズ事務所を退社し、今年3月21日に「株式会社TOBE」の立ち上げを発表したタッキーこと滝沢秀明氏だが、古巣に関しては沈黙を貫いている。

 「若いころからジャニー氏の薫陶を受け、〝帝王学〟をたたき込まれていただけに、ジャニーズの暗部まで知り尽くしているはず。滝沢氏が証言すれば、さらに世間が関心を持ちそうだが、そういう話はお墓まで持って行く覚悟なのでは」(芸能記者)

 4月23日5月7日には、「TOBE」の公式ユーチューブチャンネルにて東京と大阪でのオーディション動画がそれぞれ公開され、新人発掘をスタートさせている模様だが、ジャニーズの退所組が少なからず同事務所に合流するとみられている。 

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 ニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、退所組の合流が近いうちに発表されるそうで、同事務所のタレント2組が、大手レコード会社からデビューすることが決定しているというのだ。

 「2組のうち、1組はメンバー全員で事務所を退所したIMPACTors、もう1組は元ジャニーズJr.のソロデビューでは、と言われている。以前ならば、ジャニーズの〝圧力〟を恐れてレコード会社側も滝沢氏とは組まなかったはずだが、明らかにジャニーズ弱体化。誰かが動かなければ、ジャニーズに忖度し続ける芸能界の体質は変わらない。とはいえ、まさか、滝沢氏がその急先鋒になるとは思わなかった。そうなれば、今後も滝沢氏の事務所が元ジャニーズ勢の〝駆け込み寺〟みたいになりそうだ」(音楽業界関係者)

 ジャニーズのナンバー2にまで上り詰めた滝沢氏だが、ともすれば、「ジャニーズをぶっ壊す!」ぐらいの意気込みで新事務所を立ち上げていたのかもしれない。 

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