ジムでランニングマシンを使用していた女性がバランスを崩し、転倒しそうになった。彼女は体勢を立て直そうともがいたが、最悪の事態に見舞われて赤面することとなった。この一部始終を捉えた動画が女性本人によって公開されると、「Instagramに公開するなんて勇気があるね」といった声が寄せられている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

自身の大失態をInstagramで公開したのは、米イリノイ州在住のアリッサ・コンクルさん(Alyssa Konkel、26)だ。ジムにやって来たアリッサさんは、ランニングマシンを使ってトレーニングを始めた。当時の様子を捉えた動画には、速いペースで走っているアリッサさんの姿が確認できる。

アリッサさんは、ランニングマシンを「“レベル10”に設定していた」と話しており、トレーニングに慣れた彼女でも非常に速いペースで走っていたという。それでも問題なく走り続けていたが、突然バランスを崩し、足を後ろに投げ出して前のハンドル部分に掴まってぶら下がる状態になってしまった。

ランニングマシンは稼働し続けており、アリッサさんはどうにかして体勢を立て直すために足を両サイドに置こうとするも、上手くいかない。そして最終的に、はいていた黒のレギンスがランニングマシンのベルトによってずり落ち、アリッサさんはパンツ1枚の状態になってしまったのだ。その後、ハンドルから手を離したアリッサさんは、マシンの後ろに投げ出された。

アリッサさんは当初、なぜ転びそうになったのか分からなかったが、動画をよく見返したところ、靴紐がほどけていることに気がついたそうだ。今回の転倒により、アリッサさんは顔、唇、膝、脛などの皮膚が剥けてしまい、痛々しい脚を写した写真も公開している。実はアリッサさん、10歳の時にも同じようにランニングマシンを使用中に転んでしまい、アゴの皮膚が剥けたことがあるそうだ。

動画の中で、アリッサさんの斜め右前のランニングマシンを使用していた女性が、転倒したアリッサさんを見てすぐに駆け寄る様子が映っているが、彼女は「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたという。アリッサさんがすぐに立ち上がったこともあり、この女性は自分のランニングマシンに戻っていった。

この動画をアリッサさんが先月24日、自身のInstagramに投稿すると、「これは最高の動画だ」「大笑いしちゃったよ。面白い動画をありがとう!」「心配して来てくれた女性が、すぐに戻ってそっとしておいてくれた対応がいいね」「今までで一番笑ったかもしれない」「このランニングマシンは、パンツは取らずにレギンスだけ脱がして、速すぎることを警告してくれたのかも」「自分でこの動画を投稿するなんて、勇気があるね」など大笑いの声やジョークを交えたコメントが寄せられた。

ちなみに昨年6月には、娘の運動会で短距離走に出場した母親が大転倒してしまった瞬間をカメラが捉えあられもない姿に爆笑の声が届いていた。

画像は『Alyssa Konkel 2023年5月24日付Instagram「so this happened…」』『New York Post 2023年6月6日付「Woman ends up half naked after treadmill fall: ‘My pants got sucked off!’」(Compass Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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