元プロ野球選手で野球解説者の松坂大輔氏が10日、公式YouTubeチャンネル『松坂大輔 Official YouTube』を更新。現役ナンバーワン投手として、MLBサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有選手を挙げた。
■ヤンキース時代の田中将大よりも上
今回は、野球解説者の谷繁元信氏とのコラボ企画。その中で「現役ナンバーワン投手は？」との質問が。
かつて“怪物”と言われ、日米通算170勝を記録した松坂氏から見ても、ダルビッシュ選手は別格のようで「誰が1番ですかって言われるんですけど、アメリカでもサイヤング賞を獲るのはダルだと思います。ずっと前から言ってました。ナンバーワンはダルビッシュ」と即答する。
田中将大選手（現・東北楽天ゴールデンイーグルス）がニューヨーク・ヤンキースで大活躍していた頃と比較しても「ダルビッシュ投手のほうが上だと思います」と以前から語っていたと振り返った。
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■大谷翔平もすごいけど…
谷繁氏も同じく、現役ナンバーワン投手はダルビッシュ選手と口に。
「大谷翔平もすごい。すごいんだけど、ダルビッシュの研究熱心さというか。ああ見えて、ものすごい研究してる。投げ方とか、テイクバックをコンパクトにしたのだって、ドハマリだもんね」とベテランになっても探究心を持ち続けていると感嘆する。
また、全球種が「ずば抜けてる」とも。「ダルって全部の球種がカウント球にもなるし勝負球にもなる」と言い、リードする立場からすれば、こんなに楽なことはないという。
■研究熱心になったのは渡米後？
松坂氏は「今みたいな研究はアメリカに行ってからじゃないかな。それかMLB行く前くらいから。データ取ったりするのをやりやすい環境はアメリカのほうがあると思うので、より細かく緻密にデータ取ったり、それをフォームに落とし込む作業っていうのはアメリカに行ってからじゃないですか？」と推測する。
谷繁氏と同じで、あくなき向上心を称賛。「ストレートもあの年齢で球速を上げてきたりとか、新しい球種を増やせば、それがしっかり使えたりするし。新しい姿を見せてくれるたびにすごいなと思いますよ」と、うなっていた。
■現役ナンバーワン投手はダルビッシュ
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