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日々理不尽なクレーマーを相手にしなければならない仕事は辛い。客の立場ではもちろん、企業はカスタマーハラスメントを受ける従業員の痛みを軽視せず、適切な対応をしてほしいものだ。「私は、とあるコールセンターで働いています」という北海道の50代女性は、衝撃クレーマーをテーマにしたアンケートに

「主に家電やSV機器の操作案内や修理受付なのですが、保証期間超過にも関わらず、交換しろ返品させろなど信じられない内容が多いです」

と苦しい実態を打ち明けた。(文:okei

逆ギレしたり、永遠と電話を切らせない様に文句を言い続けたり、理不尽な事が毎日あります」

こうしたクレーマーに、決まりは決まりとして説明しなければならないコールセンターの立場はかなり辛そうだ。

「お客様の過失の場合は保証期間であっても、無償の対応は出来ないご説明すると逆ギレしたり、永遠と電話を切らせない様に文句を言い続けたり、理不尽な事が毎日あります。本当に心が疲弊するので辞めていく人も多数です」

と過酷な労働環境を明かす。もちろん女性も心身ともに疲弊しているようで、こんな切実な思いを訴えている。

お客様は神様です主義の日本の風潮を、法で整備する必要性があると強く感じています。人間の人格を否定するような、死ね、バカ等の発言は、本当につらいものがあります」

「どうか国で実態の調査をお願いしたいものです」

厚生労働省はこうしたカスタマーハラスメントの問題を、雇用する企業が適切に配慮し防止する義務があると呼びかけ、対策マニュアルを公開している。

※キャリコネニュースでは「あなたが目撃した衝撃クレーマー」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/BNPYRIJ9

「お客様は神様です」に疲弊するコールセンタースタッフ 「死ね、バカ等の発言は、本当につらいものがあります」