リスクモンスターは、第2回「金持ち企業ランキング」の調査結果を発表した。

同調査は、2014年9月4日時点で開示されていた2013年4月期決算以降の最新決算を元に、決算書を分析し行われたもの。調査対象企業数は、金融機関を除く決算短信提出企業3,515社。

今年の1位は、生産用機械器具製造業のファナックで、短期借入金・長期借入金・社債・一年以内返済の長期借入金・一年以内償還の社債・割引手形を、現預金から引いた「NetCash」が8,236億円だった。
2位には「NetCash」が7,861億円のキャノン、3位には4,826億円のヤフーがランクインした。
上位2社は前回と同じ結果となっており、しばらくは2強状態が続くと予想される。

なお「カネ」を商品とする金融機関の「NetCash」は、保険会社を除くほぼ全ての金融機関においてマイナスという結果となった。

この現象は、金融機関が現金そのものを商材としていることによるもので、必然的に調達資金に対して運用資金が超過することに由来しているという。

金持ち企業第1位は山梨県のロボット制作会社「ファナック」 【リスクモンスター調べ】