俳優・松山ケンイチ(38)とタレント・王林(25)が12日、都内で開催された「ローソン創業祭『感謝還元チャレンジ』発表会」に出席した。津軽弁でおなじみの王林だが、実は松山も青森出身。王林と一緒にいると松山もつい訛りが出るようで、ときどき訛りを交えて場を和ませた。

ローソンのTVCMに出演中の松山ケンイチ王林。松山は店長役、王林は新人クルー役だが、発表会には2人ともローソンの制服姿で登場した。

トーク中に王林につられて「ちょっと訛ってきちゃいましたね」という松山に、王林は「王林としゃべるときCMの撮影中もずっと訛っていたから、今は(訛りが少なくて)ちょっと気持ち悪いというか、違う松山さん」と指摘。同じ青森出身の2人だが、王林は津軽弁、松山は下北弁のため、言葉自体が異なることがあるそうで「王林も(松山が)何言ったんだろう…と思いながら話すこともあります」とのこと。

松山は「僕もできるだけ訛りを失いたくないなと…」と胸のうちを明かすが、撮影中に訛ってしまうと「直されちゃう」という。一方で王林は「これ(津軽弁)でしかできないって言っている」そうだが、王林にとってはいまやそれがチャームポイントで、魅力でもある。

そんな王林は松山にとって「カメラの前で本番中に訛り合える人はこれまでいなかったんですよ」と貴重な存在のようで、「素晴らしい出会いだったなと思います」と感謝。逆に王林にとって松山は「青森の親戚としゃべってるような安心感。空気感が青森の人というのをすごい感じて、すごく落ち着いて楽しく撮影させてもらえた」と礼を伝えた。

ローソン1975年6月14日の1号店オープンから今年で48周年。6月13日から7月10日まで、全国のローソン店舗で「感謝還元チャレンジ創業祭」と銘打ち、価格はそのままで増量した「お得商品」、CM出演タレントによる「監修商品」など21品を順次発売する。

その1つ「松山店長故郷の味 ニンニク味噌おにぎり」は、昨年のローソンのイベントで松山がぜひ祖母の味を商品化したいと希望して、このたびおにぎりの具として念願が叶った商品だ。松山は「祖母はもう90歳を過ぎてるんですけど、商品ができあがったおかげであと50年ぐらいは生きるんじゃないかな」と微笑んだ。これを食べた松山は「完璧です。もともとの(祖母の)ニンニク味噌の味に限りなく近い状態で、塩分と甘さのすごくバランスが良い。暑くなってパワーをもらえるんじゃないかな。ありがとうございます!」と太鼓判。王林も「ううん、美味しい! ニンニク効いてる。青森で王林もよく食べるから、懐かしい味」と目を細めた。

そして王林は商品化して欲しいものを聞かれると「青森の給食でりんごが入っているコッペパンを食べてたんですよ。すごい美味しかったんですよね。これをもう一回食べたいという思いがあるけど、学校にもう一回入るのは違うと思うので、あれを食べたいというのを叶えたい」と声を弾ませた。そして「(りんごの品種の)王林のりんごをできれば入れて欲しいな」とアピールした。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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