飲み会,ビール,お酒

感染対策のための行動制限の緩和により、飲み会の機会も増加する中、12日、ツイッターでは「飲みニケーション」のワードがトレンド入り。必要か不要かでさまざまな意見があがっている。


■槙野氏、武田アナは「あり」派

発端となったのは、同日放送の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)。いろいろなテーマで議論を交わすコーナーで、居酒屋などで親交を深める「飲みニケーション」が“あり”か“なし”かを話し合った。

サッカー元日本代表の槙野智章は、「飲んでしゃべって人間関係を築いてきた。気遣いがパスとかにもつながる」と必要性を強調。

MCの武田真一アナウンサーも、「NHKのときは週3回くらいあった。ディレクターから取材の苦労とか、なぜこれを取材したのかとか聞ける」と話した。


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■「もはや無意味」「拘束すんな」

このコーナーをきっかけに、ツイッターでも「飲みニケーション」がトレンド入り。

「飲みニケーションなんて職場でいらんものの筆頭だろ」「飲みニケーションとかタバコ休憩とかなくなってほしい。そういう場で大事なことが、その場にいる人たちだけで決まっていくのが本当に腹立つ」「酒が入って言ったかどうか忘れるような会話や時間なんて、もはや無意味だろ」と不要を主張する意見が目立つ。

さらに、「給料も出ないのに労働者を拘束すんなよ」「飲みニケーションで業務効率上がるなら会社で酒飲ませてくれや」「飲みニケーションとかやるくらいなら会社で意見交換の場を作れ」との声も。


■一方、必要性を唱える声も

その一方で、「飲みで円滑に回る人間関係があるのも事実」「たかだか数時間で会社の人と仲良くなれてその後の会社での人間関係と仕事が円滑になるなら飲みニケーションもありだと思ってる」「飲みニケーションは嫌われるけど参加すれば仕事の効率は上がると思う。ビジネスとプライベートも結局表裏一体でお互いを知ればプラスに物事が働くのは間違いない」と必要性を唱える声もみられた。


■“飲む以外”での交流は賛成も?

また、「酒を飲んでうまい飯を食うのは好きなので飲み会はいいのだが、先輩にお酌するとかそういうのは煩わしいと思う」「飲みニケーションなんてクソだという気持ちはとてもよく分かるし強制強要なんてもってのほか。ただ、そういう場があることで人となりを知り知られ、仕事がしやすくなることも確か」と“中立派”の人も。

中には「仕事から少し離れてコミュニケーション取るのは必要だと思う派。昼食会はよかったなと思った」と、飲酒以外でのコミュニケーションを訴える人もいた。

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

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