テレビアニメ『大雪海のカイナ』の劇場版となる『大雪海のカイナしのけんじゃ』の公開日が10月13日に決定。併せて、新キャラクターのビョウザンを花江夏樹が演じることが発表されたほか、ビョウザンが登場する最新ビジュアルと本予告が解禁された。

【写真】花江夏樹演じる新キャラクター・ビョウザン 映画への期待高まる場面写真も

 『大雪海のカイナ』は、世界各国から高い評価を受けている漫画家・弐瓶勉と、弐瓶作品を圧倒的なクオリティでアニメ化してきたポリゴン・ピクチュアズによって生み出されたプロジェクト。文明が衰退し雪海(ゆきうみ)に沈んだ惑星を舞台に、滅びゆく世界の謎を追う、ポスト・アポカリプスファンタジー超大作だ。テレビアニメは1月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送された。劇場版は、現在開催中のアヌシー国際アニメーション映画祭2023にて特別上映されることが決まっている。

 文明が衰退し雪海に沈んだ惑星。人類は巨木「軌道樹」から広がる世界でかろうじて暮らしていた。文字が読める少年・カイナ(CV:細谷佳正)と雪海の王女・リリハ(CV:高橋李依)は、水源となる「大軌道樹」へと向かうが、そこにあったのはビョウザン率いる独裁国家・プラナトだった。「建設者」と呼ばれる兵器を自在に操り、人類のためとして大軌道樹の破壊をもくろむビョウザン。カイナとリリハは、失われた「文字」を読み解き、滅びゆく世界の謎に迫るが…。

 このたび、新キャラクターのビョウザンを花江夏樹が演じることが明らかに。併せて、ビョウザンが登場する最新ビジュアルと本予告が解禁された。本予告には、ビョウザンが「一緒に世界を救いたくないか?」と語りかける姿を収めている。

 花江は、本作への出演にあたり「ビョウザン役の花江夏樹です。まだあまり多くを語ることは出来ませんが、今回演じるにあたり、彼が持つ信念と向き合いながら収録に臨みました。プレスコ収録は楽しくもあり難しいですが、彼の機微を感じ取って彼の心を表現できるように尽力しましたので皆様、劇場でお会いできることを楽しみにしております!」とコメントを寄せている。

 また今回、選べる2種の「1/600スケール 建設者フィギュア」付きムビチケカードが、6月16日よりメイジャー通販サイトおよびTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ梅田にて販売されることが決定(数量限定)。

 さらに、テレビアニメ版の再放送も決定。7月2日よりTOKYO MXBS日テレにて毎週日曜23時30分放送される。

 アニメ映画大雪海のカイナしのけんじゃ』は、10月13日より劇場公開。

映画『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』ティザービジュアル (C)弐瓶勉/東亜重工開拓局