ここまでオシャレに変われるもんなんですね…。

元JAL「ボーイング777」の部品を再利用

JAL（日本航空）から退役した旅客機「ボーイング777」の部品を再利用し、各デザイナーがインテリア用品をデザインしたうえ、カリモク家具が製作を手掛けたアップサイクル型の家具が、2023年6月14日～6月16日に東京ビッグサイトにて開催される「インテリアライフスタイル 2023」で発表・展示されます。

展示品はたとえば、機体のメンテナンスのために設けられた「点検ハッチ」に木製の脚を取り付けた2種類のサイドテーブルや、客室の外側の窓を座面に用いたスツール（小さな椅子）などが予定されています。

JALはこれまで、役目を終えると国外に運ばれていた航空機をJALグループとして初めて国内で解体し、資源のリサイクルや廃棄部品の商品化・販売などのアップサイクルを推進。今回の取り組みもその一環で、家具のデザインには建築家・デザイナーの芦沢啓治氏を中心に、倉本仁氏やイトウケンジ氏など、7組のデザイナーが携わっているとのことです。

JALで運用されていたボーイング777。写真はイメージ（乗りものニュース編集部撮影）。