スティーブン・ジェラード氏(43)が、サウジアラビアのアル・イテファクの新指揮官に就任する見込みだ。

リバプールレジェンドとして知られるジェラード氏。指揮官としては2020-21シーズンにレンジャーズを無敗優勝に導く手腕を発揮。だが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは結果を残せず、2022年10月に1年足らずで解任された。

アストン・ビラ退任後はコメンテーターとして人気を博していたが、ここ最近になって現場復帰の可能性が浮上。いずれも来シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦うレスター・シティとリーズ・ユナイテッドの新指揮官候補として名前が挙がっていた。

しかし、イングランドを中心に欧州の複数メディアが報じるところによると、ジェラード氏の新天地はアル・イテファクとなる見込みだという。

同氏はアル・イテファクの新指揮官就任に向けて現地入りし、クラブ首脳陣と会談を行う予定だ。

アル・イテファクは今シーズンのサウジ・プロリーグで16チーム中の7位でフィニッシュ。フランス指揮官のパトリスカルテロン監督がチームを指揮していたが、今年2月末に解任。以降はスペイン指揮官アントニオ・カソルラ氏が暫定指揮官を務めていた。

現スカッドにはDRコンゴ代表DFマルセルティセランやチュニジア代表FWナイム・スリティ、スウェーデン代表FWロビン・クアイソンらが在籍している。