異次元の活躍を見せる二刀流が、圧巻の２発で本塁打ランキングのトップに躍り出た。
エンゼルスの大谷翔平は現地６月12日（日本時間13日）、敵地でのレンジャーズ戦に「２番・指名打者」で先発出場。７回の第4打席に19号、12回の第6打席に20号を叩き込み、本塁打ランキングでヤンキースのアーロン・ジャッジを抜いてリーグ単独トップに浮上した。
【動画】まだ打つのか！１試合２発、エンゼルス大谷が延長１２回にジャッジを抜きさり、キング首位の２０号を放った場面
1点を追う7回1死の第４打席、右腕アンダーソンの内角低めシンカーを思い切り振りぬくと、バックスクリーン左へ飛び込む特大の19号ソロに。さらに5-5で迎えた延長12回には、左腕ラガンズのカットボールを捉えて、左翼に勝ち越しの2ランを放り込んだ。
大谷が見せた圧巻の２発に、現地も大盛り上がりだ。大谷マニアとして知られる『FOXスポーツ』のアナリスト、ベン・バーランダー氏が「ショウヘイがまたやった！12回に20号ホームランでエンゼルスがリード！これでアメリカンリーグのホームラン王だ」と呟けば、エンゼルスのレジェンドOBのマーク・グビザ氏も「この男はまさに非現実的だ！ユニコーンが今シーズン20本目、そしてこの夜２本目のホームランを放った！」と大興奮。驚異的なアーチでチームを勝利に導いた偉才を称えた。
チームは延長の末に9－6で競り勝って貯金を今季最多の「6」とし、リーグ首位レンジャーズとのゲーム差を5.5に縮めている。このまま勢いに乗り、首位相手の連戦をモノにして一気に迫りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
コメント