2022-23シーズンのブンデスリーガ5月27日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

GKフレデリック・レノウ(30歳/ウニオン・ベルリン)
出場試合数:29(先発回数:29)/失点数:27/出場時間:2610分

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バイエルンに次ぐ失点数の少なさから選出。堅守ウニオンのゴールマウスを守ったデンマーク代表GKは安定感抜群のゴールキーピングでチームをCL出場に導いた。

DFバンジャマン・パヴァール(27歳/バイエルン)
出場試合数:30(先発回数:27)/得点数:4/出場時間:2430分
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サイドバック、センターバックを標準以上のプレーで淡々とこなすパヴァール。監督からすれば使い勝手の良い選手で守備陣にケガ人が多かった今季のバイエルンにおいてパヴァールの存在はより大きく感じられた。

DFロビン・クノッヘ(31歳/ウニオン・ベルリン)
出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:2/出場時間:2874分
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堅守ウニオンの守備の要。3バックの中央でディフェンスを統率し、いぶし銀プレーを見せた。ブロックを敷いて守り切れる守備ができたのはクノッヘの能力の高さがあったからこそだった。

DFヴィリー・オルバン(30歳/ライプツィヒ)
出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:4/出場時間:2951分
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ライプツィヒの守備の要。イケイケなサッカーを展開している中、後方で締める役割を全う。チームの重石となり、主将としてもチームを牽引した。

DFラファエル・ゲレイロ(29歳/ドルトムント)
出場試合数:27(先発回数:26)/得点数:4/出場時間:2296
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シーズン後半にかけてインパクトを強めていった。本職のサイドバックだけでなく中盤でも器用にプレーし、ゴールにもよく絡んだ。ドルトムント追い上げの立役者だった。

MFジャマル・ムシアラ(20歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:26)/得点数:12/出場時間:2209分
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瞬く間にブンデスを代表する選手に。飄々とプレーしているが、技術の高さは折り紙付き。難しいプレーを簡単に見せるタイプの技巧派MFだ。

MFジョシュア・キミッヒ(28歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:32)/得点数:5/出場時間:2813分
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ムシアラと共にバイエルンを11連覇に導いた立役者。ケガにも強く1シーズンを通して戦い抜けるタフネスさも魅力。メンタル面でもチームを引っ張るリーダーとなっている。

MFジュード・ベリンガム(19歳/ドルトムント)
出場試合数:31(先発回数:30)/得点数:8/出場時間:2692分
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ムシアラと同世代の傑物。この年齢にして風格を漂わせる稀有な存在。来季はレアル・マドリーへの移籍で合意しているが、優勝を置き土産にドルトムントを去りたかった。

FWクリストファー・エンクンク(25歳/ライプツィヒ)
出場試合数:25(先発回数:20)/得点数:16/出場時間:1896分
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フュルクルクと並ぶ16ゴールを挙げて自身初の得点王に輝いた。セカンドストライカータイプのエンクンクだが、その得点力は本物。ケガの影響もあって昨季の20ゴールには届かなかったが、FWアンドレシウバが不発に終わった今季においてライプツィヒの得点力をカバーした。

FWランダル・コロ・ムアニ(24歳/フランクフルト)
出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:15/出場時間:2646分
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リーグ・アンに精通している識者を除き、ほぼ名の知られていない存在だったストライカーが大きな飛躍を遂げた。ナントから加入した24歳のアタッカーはストライカーの発掘に定評のあるフランクフルトで開花。W杯ではフランス代表に滑り込んでゴールも挙げ、さらに知名度を上げた。ブンデス得点王こそ逃したが、15ゴールを挙げ、一躍メガクラブ注目の存在となった。

FWヴィチェンツォ・グリフォ(30歳/フライブルク)
出場試合数:33(先発回数:30)/得点数:15/出場時間:2431
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堂安と共にフライブルクの攻撃を司るアタッカー。セットプレーのキックとシュート精度は一級品。フライブルク躍進の立役者だ。