世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazon オーディブル(以下、Audible)は、6月14日から、村上春樹氏の著書『猫を棄てる 父親について語るとき』と『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の配信を開始します。

Audibleでは、村上春樹氏の著書を10作品以上配信しており、それらの作品の朗読は豪華な俳優陣によるものです。この度『猫を棄てる 父親について語るとき』を中井貴一さんが朗読、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を向井理さんが朗読します。オーディオブック配信にあたり朗読された中井貴一さんと向井理さんは以下のようにコメントしています。

中井貴一さんコメント】

芝居の場合は、演ずる人間の人生観みたいなものが表現に含まれる事が多々ありますが、朗読の場合はそれではいけないと思いました。いかに作品の世界を想像してもらえるように伝えるかということが朗読の醍醐味だと思います。

向井理さんコメント】
答えを出しすぎないように、想像できる幅を残すように朗読するのは難しかったです。Audibleのように聴く人が生活の中で小説を体感できるというのは、読むのとは全く違う体験になると思います。

この機会にぜひAudibleで豪華俳優陣による朗読の村上春樹作品をお楽しみください。

https://www.audible.co.jp/ep/haruki-murakami

ねじまき鳥クロニクル』藤木 直人さん朗読

『職業としての小説家』小澤 征悦さん朗読

『螢・納屋を焼く・その他の短編』 松山 ケンイチさん朗読

『東京奇譚集』イッセー尾形さん朗読

『神の子どもたちはみな踊る』仲野 太賀さん朗読

海辺のカフカ』木村 佳乃さん朗読

『辺境・近境』 永山 瑛太さん朗読

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』大森 南朋さん朗読

1Q84』 杏さん、 柄本 時生さん朗読

騎士団長殺し』高橋 一生さん朗読

 ※作品配信順

特別インタビューURL:

中井貴一さん インタビュー『猫を棄てる 父親について語るとき』

https://youtu.be/mB3LHAiSoHU

向井理さん インタビュー『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

https://youtu.be/cONEP-z3lg8

【作品詳細】

猫を棄てる 父親について語るとき

配信日:6月14日

著者: 村上春樹

ナレーター:中井貴一

URL : https://www.audible.co.jp/pd/B0C3LZNVY8

ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園阪神タイガースの試合を見に行ったりした。いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。

【作品詳細】

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

配信日:6月14日

著者: 村上春樹

ナレーター:向井理

URL : https://www.audible.co.jp/pd/B0C3LY4G25

多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。The New York Timesハードカバーフィクションランキングでトップになった、ベストセラー!

【ナレータープロフィール】

中井 貴一(ナカイ キイチ) 1961年9月18日生まれ。

1981年、東宝映画「連合艦隊」でデビュー。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。大ヒットドラマ「ふぞろいの林檎たち」シリーズ(83~97)で人気を博し、NHK大河ドラマ「武田信玄」(88)では主演を務めた。映画では「ビルマの竪琴」(85)、「四十七人の刺客」(94)、「梟の城」(99)「壬生義士伝」(03)などに出演。「大河への道」(22)では、プロデューサーも務めた。

向井 理(ムカイ オサム1982年2月7日生まれ。

2006年、デビュー。以降、NHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房』、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国』、TBS系ドラマ『S-最後の警官-』、WOWOW『アキラとあきら』、舞台『ハリーポッターと呪いの子』など、多くのドラマ・映画・舞台に出演。20年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、第13代将軍・足利義輝を演じた。

7月スタートのドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)、秋スタートの『パリピ孔明』(フジテレビ系)にも出演予定。

【著者プロフィール】

村上春樹1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

Audible(オーディブル)について

いつでもどこでも気軽に音声でコンテンツを楽しむことができる、世界最大級のオーディオエンターテインメントサービスです。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブックや、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなどを取り揃えています。日本向けの会員プランでは、会員特典として12万以上の対象作品を聴き放題でお楽しみいただけます。再生速度の調整やスマホでのオフライン再生にも対応。

現在、世界10ヶ国(米・英・独・仏・豪・日・伊・加・印・西)でサービスを展開。オリジナル作品の制作や、書籍との同時配信など、オーディオエンターテインメントの先駆者として可能性に挑戦し続けています。

URL:https://www.audible.co.jp

配信元企業:Audible, Inc.

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