6月16日(金)にグランドオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリーポッター」のオープニング前夜祭レッドカーペットイベントが15日に同施設で行われ、イギリスからトム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム役)の3人が来日。「ファンタスティック・ビースト」シリーズで主人公ニュート・スキャマンダー役の吹き替えを担当した宮野真守と共にトークを展開した。

【写真】トム・フェルトンのリードでファンと共に「ルーモス!(光よ)」という呪文をかける

■日本ファンの愛情とエネルギーに驚き

「スタジオツアー東京」は、東京都練馬区にあった遊園地「としまえん」跡地に建設された映画「ハリー・ポッター」や、「ファンタスティック・ビースト」シリーズの世界観、制作過程の裏側を実際に体感できるウオークスルー型のエンターテインメント施設。

ハリー・ポッターシリーズ第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007年)からスクリーンに登場し、多くのファンを魅了してきたルーナ役のイヴァナは「また日本に戻って来られたことが本当にうれしい。初めて日本に来た時、日本のファンの皆さんの愛情や熱意に圧倒されましたが、今もなおエネルギーがあって本当に驚いています」と、驚きの声を漏らす。

主人公ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)と同じ、グリフィンドールに所属するネビル・ロングボトムを演じたマシューは「今回が3回目の来日。僕が初めて日本に来たときは15歳でした。新幹線に乗って、日本の国内ツアーをしました。人々はみんな歓迎してくれて、とても温かくて美しい国だと思いました」と、初来日した当時を回顧。

マシュー「まずは刺し身を食べに行ったんです」

また、マシューは日本に来るまで食べることができなかったというすしが、今では毎週1回食べるほどお気に入りだそうで「来日して、すしが大好きになった。今回のツアーも飛行機を降りて、まずは刺し身を食べに行ったんです!」と笑顔で話した。

一方、ハリーのライバルであるドラコ・マルフォイ役のトムは、久々の日本はどうだったかと聞かれ「キャストを代表して、僕たち3人は日本に来ることができてうれしいですし、光栄です。日本の皆さんがずっと作品を愛してくれて。ここでは素晴らしい体験をすることできます。それからごめんなさい、われわれがイギリスから雨を持ってきてしまいました」と、降りしきる雨を恨めしそうに見やりつつ、冗談交じりで話す一幕もあった。

なお、同レッドカーペットイベントには3人と宮野の他、日本人ゲストとして大島麻衣太田光代、小田井涼平尾上松也、せいや(霜降り明星)、関根麻里、DAIGO高橋愛NINA(NiziU)、堀田茜、本並健治、丸山桂里奈、美山加恋吉田鋼太郎LiLiCoらも登場した。

◆取材・文=suzuki

マシュー・ルイス、イヴァナ・リンチ、トム・フェルトン、宮野真守(写真左から)