レアル・マドリーに加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)が、加入イベントの場で所信表明を行った。

マドリーは14日、ドルトムントからベリンガムの完全移籍での獲得を発表。移籍金の総額は最大1億3390万ユーロ(約200億円)となり、次代のフットボール界を担う逸材は2029年までの6年契約にサインした。

そして、15日にシウダーレアル・マドリーで加入イベントに出席した19歳のイングランド代表MFは、かつてジネディーヌ・ジダンも着用した背番号5のユニフォームと共にメディア、マドリディスタに初お披露目となった。

その後、フロレンティーノ・ペレス会長と共にエル・ブランコのプレーヤーとして初めての会見に臨み、所信表明を行った。

「世界で最も大きなクラブに加入できたので、今日は僕の人生で最も重要な日だ。ボルシア・ドルトムントバーミンガム・シティ、レアル・マドリー会長、ジュニ・カラファト、ホセ・アンヘルサンチェス、そして家族、その他全てのサポートに感謝します。アラ・マドリード!」

その後の質疑応答では改めてマドリー加入を決断した理由を語った。

「父からレアル・マドリーからの関心について聞いたのは、昨年、12~15カ月前だったと思う」

「僕の自宅に会いに来たとき、魅了されてしまったんだ。彼らは家族に対して素晴らしい対応をしてくれたし、僕の獲得のために強引なアプローチをすることもなく、それはとても大きかった」

「素晴らしい瞬間だったし、鳥肌が立ったよ。子供のころに夢見た瞬間のひとつだったからね」

マドリーリバプールを破ったとき、僕は決勝のスタジアムにいたんだ。それは僕がレアルに入ることを決めた大きな要因だった」

「世界一のクラブに入るのだから、お金の問題ではなかったよ」

「もちろん、イングランド代表の友人たちは皆、僕がプレミアリーグに戻ることを望んでいたし、コンフォートゾーンであることを鑑みれば、僕にとってはより簡単な選択肢だった」

「だけど、大きく偉大なレアル・マドリーを断ることはできないよ」