「地球とつながるよろこび。」をテーマにアウトドア事業を行う株式会社ヤマップ(福岡市、代表取締役CEO 春山慶彦、以下ヤマップ)は、福岡県の国指定伝統的工芸品7品目の中から、3工芸(博多人形、八女提灯、八女福島仏壇)の技術を生かしたプロダクトを、福岡県八女市に拠点を置く地域文化商社「うなぎの寝床」、伝統工芸の商品開発やブランディングを多く手がける「TIMELESS」と共同開発。6月27日(火)より、YAMAP、うなぎの寝床のオンラインストア等にて販売をスタートします。

山をテーマに日本のものづくりを考えるプロダクト「オニペグ」「ヤマニンギョウ クマ」「ヤマテーブル」の販売を6月27日(火)よりスタート

1. オニペグ(2色・1セット)

室内空間で鑑賞する置物である博多人形を、耐久性、機能性が求められる山道具にそのまま転用することは難しいことから、人形にとどまらない、博多人形師の卓越した造形力に着目。異素材であるアルミ合金鋳物を採用し、軽量でありながら耐久性、機能性を兼ね備えたプロダクト開発に挑戦しました。

オニペグは、博多人形師・小副川太郎が造形した「オニ」の頭が頂部にくっついたアルミ鋳物ペグ。赤・青を対でテントの前室部分に使うことで、厳しい自然と、身体を守り休めるテント内との間に結界を張るという、博多人形のもつ「魔除け・縁起物」の伝統をも息づかせた商品です。
URL:https://store.yamap.com/products/yamap-yama-monodukuri-oni-pegs-2-set-23ss
2. ヤマニンギョウ クマ(2種)
肉付きがよく丸々としたフォルムが出せるヒグマをモチーフとした博多人形「クマ」。博多人形の写実性を活かし、生態をリアルに表現できるぺたん/すてんの2ポーズを制作。畏怖や憧れの存在でもあるクマを、愛らしい姿の人形に再現しました。
自宅にいながら、山へと思いを馳せることができる、今までの山道具とはちょっと違ったしつらえとなっています。博多人形師・松尾吉将による制作。
URL: https://store.yamap.com/products/yamap-yama-monodukuri-yama-ningyou-kuma-23ss
3. ヤマテーブル
いくつもの工程のなかで多くの職人が分業制で制作に携わり完成する、八女福島仏壇の分業技術のひとつである、木工技術によるミニテーブルを開発。仏壇の引き出しの装飾部分をくり抜いた際の端材に着想を得た雲の形を天板に採用。
足の部分と分離し、持ち運びやすく、日々の暮らしにも馴染む山道具です。
URL:https://store.yamap.com/products/yamap-yama-monodukuri-yama-table-23ss

八女福島仏壇:https://yamebutsudan.or.jp/
(ヤマテーブル、商品製造は福岡県大川市の立野木材工芸株式会社)
「山×ものづくり」プロジェクトについて
ヤマップでは「日常にある道具を山と結びつけ、違う視点で昔からある道具の良さに光を当てる」をコンセプトに、福岡県八女市を拠点に、日本の地方にある魅力的な文化や産物を紹介する地域文化商社「うなぎの寝床」とコラボレーションし、これまでに「ヤマオウリョウキ」「ヤマフロシキ」の開発、販売をおこなってきました。

【山 × ものづくりプロジェクト】山をテーマに日本の地方とものづくりを考える
https://store.yamap.com/articles/yama-monodukuri-project

つづく2021年度に「福岡県伝統的工芸品新商品開発事業」および「山×ものづくり」プロジェクトの一環として、伝統工芸の商品開発やブランディングを多く手がけるTIMELESSと協働。「山」という切り口から、福岡県の国指定伝統的工芸品3工芸(博多人形、八女提灯、八女福島仏壇)の技術を生かした新商品の試作開発に着手。

YAMAP×伝統工芸プロジェクト|日本古来の技術で新たな山道具を創り出す(2022年3月28日 公開)
https://yamap.com/magazine/34568

そして2022年度にプロダクトの商品化に取り組み、この度「山をテーマに日本のものづくりを考えるプロダクト」4種・7商品の発売開始に至っています。

参考情報
うなぎの寝床
URL:https://unagino-nedoko.net/
◯ TIMELESS
URL:https://nagataokisato.themedia.jp/pages/2740178/page_201602191132

福岡県伝統的工芸品新商品開発事業について
福岡県の伝統的工芸品生産事業者と高いブランド力や知名度をもつ企業やクリエイター等とのコラボレーションにより、新たなアイデアを取り入れた新商品開発・販売を支援する、福岡県が実施する事業。2021年度事業を3社で受託し、今回発売商品の試作開発をおこないました。

YAMAPについて
電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォームです。(2021年8月 登山アプリ 利用者数調査 [App Ape 調べ] )
2023年5月に累計370万ダウンロードを突破。
URL: https://yamap.com/

株式会社ヤマップ 会社概要
会社名 株式会社ヤマップ
本社所在地 福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
資本金資本準備金含む) 1億円
事業概要
1. 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
2. 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
3. これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
4. ガイドと登山者をつなぐ山旅のプラットフォーム「YAMAP TRAVEL」の運営
5. 自然特化型クラウンドファンディング「YAMAP FUNDING」の運営
6. 山・自然を活用したコンテンツ開発・コンサルティング・プロモーション 等
URL:https://corporate.yamap.co.jp/

配信元企業:株式会社ヤマップ

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