なにわ男子の⻄畑大吾が16日、都内で行われた映画「忌怪島/きかいじま」初日舞台挨拶に、共演の山本美月生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、大谷凜香、當真あみ、なだぎ武伊藤歩、メガホンをとった清水崇監督とともに登壇した。

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■映画「忌怪島/きかいじま」とは

本作は、『恐怖の村』シリーズを生み出した東映と清水監督が手がける最新作で、奄美大島を中心に撮影が行われ、“島”という閉鎖空間を舞台にVRの世界を表現。VR研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた“赤い女”の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想という2つの空間で、今までにない最強の恐怖が待ち受ける。

■⻄畑大吾、ホラー作品が苦手になったきっかけを告白

非科学的なことを信じない天才脳科学者・片岡友彦を演じた西畑は、ホラー映画初主演を果たした本作が公開された心境を尋ねられると「1年前に撮り始めてとうとうこの日が来たという気持ちです。いろんなプロモーションさせていただいて、この作品をたくさんの方々に知っていただく機会になったのかなと思いますし、その準備期間を経て今日なので、こうして無事に公開することができて本当に嬉しかったなと思います」と感慨深げに語った。

しかし、⻄畑はホラー映画が苦手で、その理由をこの日まで秘密にしていたそうで「僕自身、元々ホラーが苦手だったわけじゃないんですよ。テレビで放送されてホラードラマみたいなものは目を細めながら見ていたくらいだったんですけど、ある作品をきっかけにトラウマになっちゃいまして…」と前置きをし、「その作品が(清水監督がメガホンをとった)『呪怨』なんですよ。小学生のときに友だちと『ホラー映画見ようか』みたいなテンションで見ていて、俊雄が怖すぎて“ヤバい”と思って、忘れようと思っても忘れられなくて、夢にも出てくるしで、僕がこれだけビビったりするのは全部、清水さんのせいなんです」と告白。これに清水監督は「その作品は拝見したことがないですね」ととぼけて笑いを誘った。

また、⻄畑はYouTubeでなにわ男子のメンバーと本作を見る企画を行った際、白の全身タイツに顔を白塗りにして俊雄に扮したそうで「トラウマを払拭しようと思って俊雄くんの格好をして頑張りました。主演なのに1番体を張っていましたね。今回の忌怪島のプロモーションで1番体を張りましたね。しかもメンバーの前でめっちゃ恥ずかしいし、(羞恥心を)抑えながら頑張りましたね」と打ち明けた。

◆取材・文=風間直人

なにわ男子・⻄畑大吾/撮影=風間直人