なにわ男子・長尾謙杜が主演を務めるドラマ「女王様に捧ぐ薬指」の第5話が、6月13日に映像配信サービス・Paraviにて配信された。二階堂美咲(若月佑美)は年齢を偽っていたことを羽田陸(長尾)に謝罪し、ようやく二人は本音で語り合う。そして陸と美咲は距離を縮めるが、新たな問題が発生するのだった…。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】電話する長尾謙杜“陸”と会話を聞こうとして耳を近づける翔“望月レイ”

■Paraviオリジナルストーリー女王様に捧ぐ薬指」とは

女王様に捧ぐ薬指」は、火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)のParaviオリジナルストーリー。“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華(橋本環奈)の弟・陸が、慣れない恋に奔走する大逆転ラブストーリーだ。

小説家志望で“恋愛”に興味津々な20歳の大学3年生・羽田陸役を長尾が、ヒロインとなる二階堂美咲役を若月佑美が演じる。ちなみに美咲は、綾華が働く結婚式場「ラ・ブランシュ」のスタッフとして本編の「王様に捧ぐ薬指」にも登場している。

さらに陸の親友・望月レイ役には、アメリカ・ロサンゼルス出身の翔が配役。レイは本編には登場しないオリジナルのキャラクターで、陸と同じ学部に通う大学生だ。端正なルックスで女子からモテモテだが、実はある思いを秘めているキャラクターでもある。

■陸と美咲はカフェで話し合うことに…

美咲の素性を探るために、偽名を使ってラ・ブランシュに潜入した陸。前話では、ついに自分の正体を美咲に明かすのだった。

突然のカミングアウトに驚いた美咲は、陸に「こんなとこで何してるの?」「なんで変装してるの?」などと尋ねる。それに対して陸は「ごめんなさい。でも俺、美咲さんと話したいことがあって…」と何か言おうとするが、仕事中だったため後で話すことに。

その後美咲とカフェにやってきた陸は、「ごめんなさい、勝手に職場まで来ちゃって」と改めて謝罪。すると美咲も「私の方こそごめんなさい」と謝り、「もう分かってると思うけど、私二十歳じゃないの」と正直に打ち明ける。

そして「引いた…よね?」と恐る恐る陸に尋ねると、陸は「そんなことないよ。俺、年とか関係ないし。美咲さんがどんな人なのか知りたくて」「むしろ俺の方が不釣り合いかなって…」と返答。陸の家は貧しいため、“お嬢様の美咲と釣り合わないのではないか”と思っていたことを伝える。

そこで美咲は、なぜマッチングアプリを始めたのかを語り始めるのだった――。

■本音で語り合い、距離が縮まったかと思いきや…

失恋をきっかけに、その勢いでマッチングアプリを始めたという美咲。10個以上年上の男性に好意を抱いていたが、もたもたしている内にその男性は別の人と結婚してしまったようだ。そこで「もう年上はいいかなぁ」と考えた美咲は、年下の彼氏を見つけるために自分の年齢をごまかしてしまったと陸に告げる。

そして真実を知った陸は、「実は俺も最初は小説のネタ探しでアプリ始めて、不純な動機なのは俺も同じだし」と自分のことも正直に話す。こうして本音で語り合った二人は、“お互いさま”という形で打ち解けるのだった。

その後カフェを出た陸は「またデート誘ってもいい?」と聞き、美咲も「もちろん」と答える。今までよりも距離が縮まった様子で解散する二人だったが、美咲が陸の方を振り返ると、ちょうどそこに“陸の知り合い”と思われる女性が登場。

その女性は陸のもとへ近づくと、陸も親しげな様子で彼女と接する。その様子を遠くから見ていた美咲は、ショックを受けた様子でその場をあとにするのだった。

■陸に冷たい態度をとる美咲…

一方、何も知らない陸は自宅に帰ると一人で告白の練習を始める。インターンが終わった後、美咲へ想いを伝えようとしていたのだ。

そして翌日、ラ・ブランシュのスタッフたちに別れの挨拶をした陸は、プレゼントする指輪を握りしめて美咲のもとへ行く。そして「ちょっと話が…」と言って告白しようとする陸だったが、美咲は「ごめん。もう連絡しないで」と塩対応で陸を突き放すのだった。

美咲の冷たい態度と言葉に、落ち込んでしまう陸。ネット上では、「せっかく良い雰囲気だったのに、また壁ができてしまった…」「たぶん陸と仲良さそうに話してた女性は単なる友達だと思うけど、誤解しちゃうよね…。あまりにもバッドタイミングすぎた」などのコメントが寄せられている。

今後陸は、美咲の誤解を解くことができるのだろうか。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

若月佑美“美咲”と笑顔で巨大パフェを食べる長尾謙杜“陸”/(C)わたなべ志穂/小学館 (C)TBSスパークル/TBS