俳優の永山絢斗が15日、大麻取締法違反容疑で逮捕。永山容疑者が出演している映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』（30日公開予定）の公開を危ぶむ声が上がる一方、ネットでは映画監督・三谷幸喜氏が残した「金言」に注目が集まっていて…。
【関連記事】永山絢斗容疑者の逮捕で『東京リベンジャーズ』ファンから悲鳴 「場地さんの顔に泥塗らないで」
■自宅マンションに大麻
永山容疑者は15日、東京・目黒区の自宅マンションで大麻を所持した疑いで逮捕。複数のメディアで報じられた内容によれば、警視庁の捜査員が家宅捜索に入り、自宅にいた容疑者から事情を聞いた上で現行犯逮捕に至ったという。
俳優の永山瑛太を兄に持ち、2007年に俳優デビューして以降、兄に負けず多くのドラマや映画に出演してきた。2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原隆家役で出演することも決まっており、仕事は順調だった。
関連記事：永山絢斗容疑者の逮捕に反応か 古市憲寿氏が“映画公開中止”めぐり持論
■『東リベ』は公開中止か…？
焦点に上がっているのが30日公開予定で、宣伝が続けられていた人気コミックが原作の実写映画『東京リベンジャーズ2』。永山容疑者は同作の人気キャラでストーリーにも大きく影響する場地圭介役で出演しており、公開予定まで2週間を切っているいま、代役での再撮影や編集での完成はほぼ難しいと思われる。
それゆえネットでは、「公開中止になるんかな」「場地さん絶対いなきゃだめなのに映画どうなるの」「公開めっちゃ楽しみにしてたのに」と心配の声が…。
■「ぜひ断ってください」
あまりに突然だった人気俳優の逮捕。そんな中、ツイッター上では映画監督・三谷氏が残した名言に注目が集まっている。
その発言があったのは、2020年1月8日に行われたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』（2022年1月～12月放送）制作発表記者会見。三谷氏はホワイドボードを使ってコミカルにストーリーの構想を説明した上で、キャスティング方針について触れ「オファーを受ける俳優さんたちに言いたいのですが、『俺ちょっとヤバイかな？』『すねに傷 持ってるかな？』と思っている人がいたら、ぜひ断ってください」と真面目な顔で訴えていた。
■「これ以上の本音はない」という声
その際、記者陣からは大きな笑い声が上がっていたが、制作側からすればそれはジョークではなく本音とも思える。
ツイッター上では再びこの動画がアップされ反響が上がっており、「ほんとこれすぎる…」「これ以上の本音はない」「今の状況を見ると切実な訴えのように聞こえます」と共感する声が相次いでいる。
・合わせて読みたい→かつて永山絢斗容疑者と“同じ経験” 後藤祐樹が事件当時を回想「俺も…」
コメント