料理情報番組「水野真紀の魔法のレストラン」(毎週水曜夜7:00-8:00、MBS)のチーフプロデューサー・本郷義浩氏が代表取締役を務めるMBSグループの食事業会社・株式会社TOROMI PRODUCEが、「スマートシェフ(C)プロジェクト」を発足した。

【写真】肉汁溢れる「TOROMI 洋食堂」のハンバーグ

同プロジェクトは、一流シェフのクリエイティビティを厨房の外に拡張し、エンターテインメントの力を掛け合わせることで、社会や企業のさまざまな課題を食の力で「おいしく、おもしろく」解決していくプロジェクトだ。参画するシェフ(第一弾)は、ミシュラン三つ星シェフ「菊乃井」村田吉弘氏、同じく三つ星シェフ「祇園さゝ木」佐々木浩氏、一つ星シェフ「レストランMOTOI」前田元氏ら7人。

■7人のシェフが、世界の多様な課題を食を通して解決

さらに、関西を拠点に全国区で活躍する7人(うち1人は番組開始後に発表)のシェフが、世界の多様な課題を食を通して面白く、楽しく解決していく料理エンターテインメント番組「7Chefs」(毎月第2水曜日深夜2時30分~、MBS)が、7月12日(水)にスタートする。また、同番組はTVerMBS動画イズムでは放送後1ヵ月間、YouTube・TikTokコンテンツなども随時公開される。

■「7Chefs」出演シェフ プロフィール

「菊乃井」村田吉弘

ミシュラン三つ星料亭主人。「日本料理を正しく世界に発信する」を使命に、和食の無形文化遺産登録に尽力。味付けを調味料の割合で提示し、料理の勘と経験を数値化。技術を超えたところにある食の文化的価値を次世代へ継承する。

「祇園さゝ木」佐々木浩

ミシュラン三つ星割烹主人。佐々木劇場と称される、ダイナミックで意外性に富んだ劇場型和食店の先駆者。客前のカウンターで冴え渡る包丁使いと所作は、侍のごとし。旨味の濃い一番ダシには魂が宿る。

レオーネ」吉川健太郎

イタリアンをベースに、世界各国のスパイスを駆使。タコスやカレー、ビリヤニ、天ぷら、握り寿司まで、変幻自在なコース料理を組み立てる。大学院の卒論はイギリス近代史。宝塚歌劇団で制作スタッフだったこともある。

「AUBE」東浩司

「AUBE」以外に、ミシュラン一つ星中華「Chi-Fu」、「ビーフン東」も経営。ソムリエの資格を持ち、中国四大料理はもちろん、世界の最先端の料理を研究。料理ジャンルの境界を壊し再構築する。

「祇園肉料理おか」岡義隆

肉焼き師を名乗る。滋賀県下でイタリアンを3軒経営していたが、突然、熟成肉の魅力にとりつかれ、肉割烹に路線変更。まるで学者のように、熟成、切り出し方、

焼き方の実証実験と研究を日々続ける。

「レストランMOTOI」前田元

ミシュラン一つ星のグランメゾン主人。中華の修業を10年したのちにフレンチに転向。フレンチ×中華×京都のかけ算で、京料理界の騎士道を進む。趣味は読書とサーフィン

「7Chefs」は、7月12日(水)スタート。

「7Chefs」キービジュアル/(C)MBS