俳優の永山絢斗容疑者が15日深夜に大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された報道を受け、永山容疑者の所属事務所・パパドゥが16日、コメントを発表した。

　事務所は謝罪したうえで、『今回の件を、本日未明のニュース速報で初めて知りました』とし、『今現在の永山絢斗の状況につきましても、警察で取り調べを受けている最中と認識し、今はその結果を待ち続けている状態でございます。弊社では報道以上の情報を把握できておりません』と説明。永山容疑者の親族及び、兄で俳優の永山瑛太の自宅付近での取材を自粛するように求めた。

　永山容疑者は現在公開中の北村匠海の主演映画「東京リベンジャーズ2　血のハロウィン編-運命-」に出演しており2部作の同作は前編「-運命-」に続いて6月30日からは後編「-決戦-」の公開も控えている。

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　「永山の役は『決戦』では登場シーンが多いので、さすがにカットしての上映は不可能。出演者の逮捕については〝前例〟があるので公開されることになりそうだが、それが北村の主演作で、北村はあまりにも不運」(芸能記者)

　2020年10月に公開された、北村の初単独主演映画「とんかつDJアゲ太郎」は公開の1カ月前に共演者の伊勢谷友介が大麻取締法違反容疑で逮捕。

　さらに公開直前に、同じく共演者で北村の親友でもある伊藤健太郎が道路交通法違反など(その後不起訴処分)で逮捕されてしまった。

　さすがに、出演者が2人も逮捕されてしまい公開危機を迎えたものの、予定通り公開となったが、興行収入はふるわなかった。

　「永山容疑者の逮捕で『東リベ』の出演者たちもショックを受けているはず。公開初日に舞台あいさつが行われるが、決して明るいムードにはならないだろうし、共演者が3人も逮捕された北村の発言が注目される」(同)

　北村はヒット祈願よりも厄払いした方が良さそうだ。

北村匠海