俳優の森川葵が6月17日に“最初で最後”の写真集「Ebipilaf(エビピラフ)」(SDP)を発売。同日都内で発売記念イベントを開催し、マスコミ向けの囲み取材に応じた。
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■実力派俳優にして“ワイルド・スピード森川”
映画やドラマに数多く出演している森川は卓越した演技力に定評がある若手の実力派。放送中の夜ドラ「褒めるひと褒められるひと｣(毎週月～木曜夜10:45-11:00、NHK総合)では、ひょんなことから褒められる日々を送ることになった主人公を好演している。
また、近年はバラエティー番組でも活躍。レギュラーとして参加している「それって!?実際どうなの課｣(毎週水曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)では驚異的な集中力と類まれなる才能を発揮し“ワイルド・スピード森川”の異名を取るほど、次々と難しいチャレンジを制覇している。
■自己採点は「100点」
今回の写真集には繊細な魅力があふれる美麗なビジュアルが楽しめるカットが満載。森川自身も「100点です。すごく自信にあふれているなっていう感じかもしれませんけど(笑)、これまで見せてこなかった姿が写っている時点で100点かなと。自分に“甘々”なんですけど今回はこの点数を付けたいと思います」と自画自賛する1冊に。
撮影中はいろいろなポーズを取ったため「筋肉痛になりました(笑)」と大変な思いをしたようだが、美しいスタイルを披露するために「ムキムキになるのは私のイメージと違うのかなと思って、プランクやスクワットなどでインナーマッスルを鍛えました」とボディーメイクする努力を。「横須賀の海で撮っている時にいろいろな人から見られて恥ずかしかったですけど、この場には私とカメラマンさんしかいないと思い込んで集中して撮影しました」と制作秘話を語った。
写真集のタイトルには“エビピラフ”という食べ物の名前が。意味を聞かれた森川は「中身がすごく真面目な写真集が出来上がったのでタイトルぐらいちょっと遊んでもいいかもなって考えた時に突然浮かびました」と経緯を説明。
「エビピラフは身近な存在のようだけど普段から毎日食べるわけではない。でも、『久しぶりに食べるとおいしいよね』という感じが私自身にも当てはまるのかなと。私も常に皆さんが覚えているような存在じゃなくて、ふと思い出した時に『そういえば森川葵っていいよね』と思ってもらえるような存在になりたいなという願望も含めて付けました」とタイトルに込めた思いを明かした。
イベント当日は森川にとって28歳の誕生日。写真集を購入した1300人のファンと触れ合う貴重な時間を過ごすことに。「自分の誕生日に写真集が発売されて、その日にファンの皆さんと会えるイベントもできるので本当にうれしい、こんなにたくさんの方にお祝いしていただける誕生日はもう二度とないだろうなとかみ締めながら、写真集発売のイベントを楽しみたいと思います」と大喜び。
フォトセッション中には、エビピラフを模した特製のバースデーケーキが登場するサプライズ演出も。「生のエビは食べられないからうれしいです！」という意外な発言も飛び出したが、「とてもかわいいですね」と満面の笑みを浮かべていた。
◆取材・文＝小池貴之
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