ベンフィカが、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの復帰を画策しているようだ。17日、ポルトガル紙『O Jogo』が報じている。

 現在35歳のディ・マリアは母国のロサリオでプロキャリアをスタートさせると、その後はベンフィカレアル・マドリードマンチェスター・Uパリ・サンジェルマンPSG)でプレーし、2022年の夏にユヴェントスに完全移籍で加入。2022-23シーズン開幕当初は負傷や出場停止処分の影響でなかなか本領を発揮できなかったが、終わってみれば公式戦40試合の出場で8ゴール7アシストを記録する活躍を見せた。しかし、契約満了に伴い、わずか1シーズンでユヴェントスを退団することが決まっており、去就には注目が集まっている。

 そんななか、今回の報道によると、ベンフィカディ・マリアの復帰を画策しているという。ベンフィカのルイ・コスタ会長は同選手の獲得を希望しており、すでに契約に向けて接触しているとのこと。しかし、同選手にはサウジアラビアのクラブや、アメリカのインテル・マイアミが獲得に興味を示しているとも噂されており、争奪戦となることが予想されている。

 すでに移籍に向けて選手側とも接触したとされるベンフィカだが、果たして、35歳の“スター選手”の復帰を実現させることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

ベンフィカへの移籍が噂されるディ・マリア [写真]=Getty Images