King & Prince・高橋海人とSixTONES・森本慎太郎が主演を務めるドラマ「だが、情熱はある」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第11話が、6月18日に放送される。同作は、オードリー若林正恭南海キャンディーズ山里亮太の二人の半生を描く、実話を基にした青春サバイバルストーリー。若林役を高橋が、山里役を森本が演じる。

【写真】高橋海人“若林”&森本慎太郎“山里”から影響を受けるクリー・ピーナッツ“かが屋”

若林正恭山里亮太に関わる登場人物を演じるのは…

若林の相方・春日俊彰を演じるのは、かねてからオードリーのラジオリスナー“リトルトゥース”である戸塚純貴。さらに、山里の相方・山崎静代を、若手実力派女優として多くの作品に出演する富田望生が演じる。

また、若林と山里を結びつけるきっかけとなるテレビプロデューサーを薬師丸ひろ子が演じる他、若林家の父役を光石研、母役を池津祥子、姉役を箭内夢菜、祖母役を白石加代子が務める。ほか、山里家の父を三宅弘城、母をヒコロヒー、兄をトンツカタン・森本晋太郎が演じ、個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■「だが、情熱はある」第11話あらすじ

第11話は――

2010年、オードリー・若林と南海キャンディーズ・山里は、ユニット「たりないふたり」のライブの後、それぞれ新たな仕事に挑戦する。

山里は深夜ラジオのパーソナリティーに抜てきされ、2時間の生放送で飛び抜けたトーク力を発揮。ようやく自分の思いを吐き出せる場所を得て、仕事に対しても前向きな気持ちが出てくる。

だが、相方・しずちゃんとのコンビ仲は一向に改善の兆しが見えない。それどころか、しずちゃんがドラマでボクサー役を演じたことをきっかけに本格的にボクシング打ち込み始めると、気に入らない山里は「もっとお笑いを頑張ってほしい」と本人ではなくマネージャー・高山(坂井真紀)に猛抗議する。

そのくせ、しずちゃんオリンピック出場の可能性が見えてくるや否や、これは話題になりそうだと便乗し、朝の番組「スッキリ」や深夜のラジオ番組でしずちゃんの活躍を意気揚々と宣伝する。そんな山里の調子の良さにしずちゃんもあきれ返り、コンビ仲はさらに悪化していく。

片や若林は、雑誌でエッセイの連載を始める。テレビに出られるようになって1年、やっと社会人になった気がする今、改めて自分を見つめ直す絶好の機会と捉えて執筆に精を出す。しかし、その直後、大好きな祖母・鈴代(白石)が亡くなってしまう。

■若林と山里の「たりないふたり」がクリー・ピーナッツに大きな影響を与えることに

そんな中、若林と山里の「たりないふたり」は、ついにテレビに進出。3カ月間の期間限定で、2人だけの深夜番組がスタートする。その放送は、まだ無名のヒップホップユニット「クリー・ピーナッツ」に大きな影響を与えることになる。

やがて月日は流れ、2015年。若林の父・徳義(光石)が肺を患い入院。若林は病院と仕事現場を行き来するようになる。

一方、不協和音が鳴りやまない南キャン・山里としずちゃんにも最大の転機が訪れる。

――という物語が描かれる。

■予告動画に反響続々「泣いたり笑ったり感情ジェットコースター

公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、喫茶店でエッセイを執筆する若林の姿が。テレビやラジオなどの仕事で忙しく過ごすも、「僕は今、幸せなのだろうか…」と自問する。

そんな若林に、大好きな祖母や父との別れを予感させるシーンが描かれる。若林は、病床の父に「お前、“ひねくれ芸人”って言われてるのか?おもしれーな」と言われ、何とも言えない表情を浮かべる。

一方、なおもコンビ仲が最悪な南海キャンディーズの姿も。山里はボクシングに励むしずちゃんが面白くなく、「オリンピックなんて出られるわけありません。お笑い頑張ってほしいです」と不満を漏らす。

妬みの感情を募らせてしずちゃんと距離を置く山里とは対照的に、しずちゃんは今にも泣き出しそうな表情で「漫才やりたい」と、絞り出すような声で打ち明ける。それに対し、山里は眉間にしわを寄せながら「覚悟が必要です」と答える。

また、若林がスズタリ(水沢林太郎)から「これ知ってる?」とあるCDを渡されるシーンも。スズタリが差し出したのはクリー・ピーナッツの「たりないふたり」で、CDを見た若林は「え?たりないふたり…?」と驚く。

動画の最後には、クリー・ピーナッツの二人と若林が居酒屋で顔を合わせる場面が。クリー・ピーナッツは若林を前に緊張している様子だが、若林は心からの笑顔で「うれしくて。ありがとね!」と告げる。

予告動画を見た視聴者からは、「ついにクリー・ピーナッツ本格登場ですね」「少しずつ、若林の笑顔が増えてきた」「若ちゃんの周りいなくなるの今からめっちゃ辛い…」「予告だけで号泣だから本編ティッシュ抱えて見る」「泣いたり笑ったり感情ジェットコースター」などのコメントが寄せられている。

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」

「だが、情熱はある」第11話より/(C)日テレ