マンチェスター・Uアストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスへ関心を強めているようだ。18日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 27歳のワトキンスは、2020年に当時チャンピオンシップに所属していたブレントフォードからアストン・ヴィラに加入し、加入初年度から二桁ゴールを挙げ続けチームの中心で活躍している。今シーズンは、ウナイ・エメリ監督の下で好調を続け、プレミアリーグで37試合で自己最多の15ゴールを記録。7位と躍進し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)への出場を決めたチームを牽引した。

 『talkSPORT』によれば、マンチェスター・Uエリック・テン・ハフ監督は「ノーリスク」の補強を望んでいるとのこと。アタランタ所属のデンマーク代表FWのラスムス・ホイルンドやナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンらも獲得候補ではあるものの、プレミアリーグで安定した成績を残しているワトキンスが望ましいようだ。また、度々報じられていたトッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインについては現実的ではないと優先順位を下げたと指摘している。

 一方、ワトキンスはアストン・ヴィラと契約延長に向けて交渉中であると報じられており、今夏に移籍する可能性は低いという見方もある。

 また、ワトキンスは過去のインタビューで“アーセナルサポーター”を公言しており、「子供頃のアイドルはアンリ(元アーセナルFWのティエリ・アンリ氏)だった。僕の夢はアーセナルプレーすることなんだ」とコメント。そのため現地では、ライバルであるマンチェスター・Uには来ないのではないかという疑問の声も上がっているようだ。

マンチェスター・Uが関心を示すイングランド代表FWオリー・ワトキンス=[写真]Getty Images