女優の広末涼子が7日、東京・代々木上原の人気フレンチ店「sio(シオ)」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏とのW不倫疑惑をニュースサイト『文春オンライン』に報じられた。記事によると今年3月、広末が「sio」を訪れたことで2人は急接近し、6月初旬には同じ都心の高級ホテルに滞在していたという。同サイトの直撃に双方は不倫関係を否定し、広末の所属事務所はプライベートを本人に任せているとしながらも「責任を持って行動するよう厳重注意をしております」と謝罪した。

 広末は1996年NTTドコモポケットベル”のCM出演で一躍有名となった。同年9月、初写真集『H』と『R』(共に集英社)の2冊を同時発売し、ベストセラーに。さらに1997年4月、歌手・竹内まりやプロデュース「MajiでKoiする5秒前」で歌手デビューを果たし、同年末の『NHK紅白歌合戦』への出場経験を持つ。女優としての評価も高く、これまでに数々の名だたる賞を受賞するなど人気女優の座に就いた。

 一方では、異性関係でマスコミをにぎわせてきた。だが、同性からは敵視されることも少なくはないようだ。

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 2012年8月、『週刊実話』(日本ジャーナル出版)が両者の確執を報じた。発端は、同月に開かれた住宅設備メーカー『LIXIL(リクシル)』の新CM制作発表会見での一コマだという。広末は、小雪の夫で俳優・松山ケンイチと夫婦役で初共演。CMでは2人でバスルームを見学するシーンがあり、会見で松山が「そのまま2人で入りたいと思ってたんですけどね」とリップサービスを交えるも、これに広末は「ちょっと衝撃的すぎて…」と頬を赤らめた。

 また、会見で互いの印象を聞かれた松山は「(自分が)小学生、中学生のころから活躍されていた方なので、そのころのかわいらしい印象もあるし、今の大人の美しさも兼ね備えていらっしゃるので、そういう方と共演できて光栄です」とコメント。すると広末は、「うれしいですね。ただ、小学生のときと言われて、ちょっとショックです」と苦笑した。
 
 同サイトは、2人のやりとりについて「人妻の広末に“混浴しよう”と誘うのは、松山もどうかしている」と一刀両断。一方で、この“混浴お誘い発言”に怒り狂ったというのが小雪のようだ。
 
 記事では、「(小雪が)自宅で十分に混浴を楽しませてあげているのに何事か」と激高し、「誘った相手がよりによって広末だったというのも、小雪は許せなかった」と関係者の“タレコミ”を掲載。また、「広末と小雪には浅からぬ因縁がある」とも報じ、「かつて2人は同じ事務所に所属し、ライバル同士だった」と伝えた。

 さらに、関係者はその理由として小雪が「広末を毛嫌いしていた」とし、「年齢は自分の方が上なのに、実績は広末の方が上というとらえかたで、事務所も広末を大事にしすぎるというバトル勃発です」とぶっちゃけている。

 何とも信じがたい情報だが、どうやら“その筋”は否定できないようだ。2014年9月、『週刊ポスト』(小学館)では、各テレビ局広告代理店によるタレント間の不仲情報や過去のトラブルをもとに、それぞれマル秘の「共演NGリスト」が存在することを前提とし、両者がこのリストに名を連ねていると報じたのだ。
 
 同誌は、広末が子育てなどで芸能活動をセーブしていた時期に事務所を支えたのは小雪としつつも、「それでも事務所の看板は常に広末だったことが小雪のプライドを傷つけた」というのが「(確執の)定説」と伝えている。また同誌は、『リクシル』のCMで広末が松山と共演したことで、両者の関係性に変化が見られたと示唆するも、「“危険なキャスティング”であることは間違いない」とみている。

 とはいえ、もとより両者の共演情報は確認できない。
 今月8日、広末が出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が公式サイトから削除されるなど、冒頭の余波が早くも双方に相次いでいる。また、11日には広末の夫でキャンドルアーティストのキャンドルジュン氏が福島・龍泉寺で行われた東日本大震災の復興支援イベント「CANDLE 11th」において、「自分自身の家族はいま大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」と騒動に触れた。

 はたして、広末にどのような展開が待ち受けているのだろうか。今後の動向に目が離せない。

広末涼子