優良解体業者の認定などを行う、一般社団法人あんしん解体業者認定協会(東京都港区)が、「雨の日のお家時間の過ごし方に関する意識調査」を実施し、その結果を公表しました。

「雨の日に家にいるのが好き」は6割以上

 調査は4月25日から同月27日、全国の既婚男女計500人を対象にネット上で実施しました。

 まず、雨の日の自宅での過ごし方について、複数回答可で聞くと、最も多かったのは「動画・テレビを観る」(286人)で、次いで「普段できない家事をする」(128人)、「読書」(83人)と続きました。

 具体的には、「サブスクでドラマや映画を観る」(32歳女性)、「普段時間がなくてなかなかできない所の掃除をする」(54歳男性)、「雨が降ることは事前に分かっているので、前もって図書館でたくさん本を借りておいて、雨の日に読みます」(38歳女性)などの回答が集まりました。

 次に、雨の日に自宅にいるのが好きかどうかについて聞くと、「まあ好き」(50.4%)が最も多く、次いで「あまり好きではない」(30.8%)、「とても好き」(13.2%)、「嫌い」(5.6%)と続きました。雨の日に家にいるのが好きな人が多いのが分かります

「まあ好き」または「とても好き」と答えた計318人にその理由を複数回答可で聞きました。最も多かったのは「のんびりできる」(116人)で、次いで「もともとインドア派だから」(55人)、「家にいても罪悪感がない」(46人)と続きました。

 理由については、「たまには自宅でのんびりするのも悪くないから」(50歳男性)、「外に出て人混みに関わるのがしんどいし、家で過ごす方が楽だから」(45歳男性)、「晴れた日は『どこかに出掛けなきゃ』という強迫観念にとらわれるが、雨だと後ろめたさなく家にいられるため」(31歳女性)などのコメントが寄せられました。

 最後に「あまり好きではない」または「嫌い」と答えた計182人に、その理由を複数回答可で聞きました。

 3位は「子どもがいるから」(20人)です。「子どもが外に出たがるので、家の中で構うのが大変」(35歳女性)、「子どもたちが暇になるとすぐけんかを始めるので」(42歳女性)という回答が寄せられました。

 2位には、「気分が落ち込む」(47人)がランクインしました。その理由として、「晴れている方が気持ちもスッキリしていて、行動的になれるため」(37歳男性)、「晴れた日のお家時間は好きですが、雨だと気分が滅入るのであまり好きではありません」(43歳女性)などのコメントが集まりました。

 そして、1位は「外出したいから」(66人)です。「出掛けられないから」(30歳女性)、「体を動かすのが好きなので、外に出て遊びたい」(39歳男性)、「日差しに当たることが好きだから。真夏を除けば、散歩などして日差しに当たる方がリラックスできるから」(49歳男性)というコメントが集まりました。

 同協会は、調査結果を受け、「雨が降っていると『イヤだな』『気分が滅入るな』と感じる方も多いですが、過ごし方次第で雨の日も楽しくなります。ぜひご自身にあった雨の日の過ごし方を見つけてみてください」とアドバイスしています。

オトナンサー編集部

雨の日に家にいるのが嫌な理由は?