絶好調の大谷。6月はすでに11本の本塁打を放っている(C)Getty Images

 エンゼルス大谷翔平は現地6月18日(日本時間19日)、敵地で行われたロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席に今季24号、2試合連続となる一発を放つなど、4打数1安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 驚異の量産ペースだ。1点ビハインドで迎えた5回無死二塁の場面、大谷に第3打席が回ってくると、相手先発でメジャー通算224勝を誇るザック・グレインキーが投じた6球目のカーブを完璧に捉え、打球をライトスタンドへ運んだ。

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 メジャーリーグで生まれたありとあらゆるホームランのデータを集計している『Would it dong』の公式Twitterによると、大谷が放ったアーチは打球速度117.1マイル(約188.5キロ)、打球角度は22度、飛距離422フィート(約128.6メートル)を計測。打球速度は今季最速を記録する弾丸アーチだった。

 前日に引き続きこの日も一発を放った大谷はここ19試合で12本、シーズン53本ペースでアーチを量産。2位のアーロン・ジャッジヤンキース)には5本差をつけて、ア・リーグ本塁打ランキングでトップを独走している。

 またしても一発を放ち、勢いが止まらない大谷に現地メディアは反応。地元放送局『Bally Sports West』の公式Twitterは「オオタニが止まらない!!」と絵文字付きでツイート。米スポーツ専門サイト『Barstool Sports』の公式Twitterも、大谷が今週火曜日と金曜日(現地時間)以外すべての試合でホームランを放っていることを紹介し、「彼は投手もやっています」と大谷の異次元の活躍に驚嘆した。

 また、米スポーツ専門局「ESPN Stats & Info」の公式Twitterは、「ショウヘイ・オオタニは6月までにエンゼルスの選手としては歴代2位となる24本のホームランを放ち、今月はまだ10試合残っている」と、すでにチーム歴代2位の量産ペースであることを紹介。さらに、「これ以上の選手は誰か?2021年の彼自身だ(28本)」とツイートし、2021年の大谷自身が歴代1位であることを伝えた。

 大谷翔平は自身の記録を更新することができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

24号アーチを放った大谷翔平 チーム歴代2位の量産ペースに米メディアは「これ以上の選手は誰か?2021年の彼自身だ」