レアル・マドリードは19日、エスパニョールに所属するスペイン代表FWホセルを買取オプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。
レアル・マドリードの下部組織に20歳で加入したホセルは、Bチームに当たるカスティージャで2シーズンを過ごし、2011年にはトップチームデビューも経験。その後、ドイツやイングランドでのプレーを経て、2022年からはエスパニョールに活躍の場を移し、今季は33試合の出場でリーグ3位の16得点を記録した。チームは降格となったものの、ラ・リーガでスペイン人トップのゴール数を挙げ、UEFAネーションズリーグを制覇したスペイン代表にも選出されていた。
スペイン『アス』によれば、ホセルとエスパニョールの間には、クラブが降格した場合、年俸に見合うオファーを受けた場合にレンタルを認める条項が契約に含まれていたのとこと。その結果、レアル・マドリードが50万ユーロ(約7700万円)を支払い、シーズン終了後に150万ユーロ(約2億3000万円)で買い取れるオプションの付いたレンタル移籍で両者が合意したという。
チームの屋台骨を支えてきた元フランス代表FWカリム・ベンゼマやスペイン代表FWマルコ・アセンシオらがチームを去り、選手層が薄くなった前線で結果を残すことができるのか。33歳のベテランストライカーにかかる期待は大きい。
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