スペイン代表に招集されているMFロドリマンチェスター・Cイングランド)が、今シーズン4つ目のタイトル獲得を喜んだ。18日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 UEFAネーションズリーグ(UNL)決勝が現地時間18日に行われ、スペイン代表はクロアチア代表と対戦。試合はスコアレスのままPK戦に突入すると、スペイン代表のGKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が4人目と6人目のキックを見事にセーブPK戦を5-4で制したスペイン代表が、UNL初優勝を飾った。

 中盤の一角として120分間を戦い抜いたロドリは、決勝戦及び大会の最優秀選手MVP)に選出されるなど、スペイン代表の11年ぶりの主要タイトル獲得に大きく貢献。所属するマンチェスター・Cで、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇した26歳のMFにとって、UNLは今シーズン4つ目のタイトルとなった。充実のシーズンを過ごしたロドリは、クロアチアとの決勝戦を振り返りつつ、UNL制覇の喜びを次のように語っている。

「僕たちはスペインを本来いるべき場所に戻した。とても幸せだよ。非常に強力なライバルとの難しい試合だった。この世代は多くのことを約束してくれる。クロアチアは限界まで攻め込んできたが、僕たちは精神的にとても強かった。チームには10点をあげたいと思うよ。もちろん改善すべき点もあるが、勝利は常に良いことだし、祝福しなければならないと思うよ。試合に勝利することは、より多くの勝利に繋がるんだ」

 激闘が続いた2022-23シーズンを最高の形で終えたロドリ。来る22日は27歳の誕生日だ。マンチェスター・Cスペイン代表を牽引し続けた同選手は「動かずにお祝いするよ。自分を解放したいんだ」とコメントしている。

スペイン代表のUNL制覇に貢献したロドリ [写真]=Getty Images