2022-23シーズン限りでバルセロナを退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが、インテル・マイアミへの加入に近づいているようだ。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 バルセロナカンテラ出身で現在34歳のブスケツは、2008年夏にトップチームに昇格した。以降は中盤の底の絶対的主軸として公式戦通算722試合に出場し18ゴール45アシストをマーク。合計31個のタイトルを獲得するなど、クラブの“黄金期”を支えた。すでに契約満了に伴う今夏の退団が発表されており、新天地には大きな注目が集まっている。

 中東方面からの関心も明らかになる中、ブスケツの獲得に近づいていると報じられたのが、メジャーリーグサッカーMLS)所属のインテル・マイアミ。同クラブを巡っては、パリ・サンジェルマンPSG)を契約満了で退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの加入がすでに決定。今回の報道によると、ブスケツともかねてから交渉を行なっており、今夏のフリートランスファーでの加入と、2025年夏までの2年契約の締結で交渉は概ね合意に達しているという。早ければ、近日中にも加入が正式発表される見込みとのことだ。

 また、インテル・マイアミは、スペイン代表DFジョルディ・アルバとの契約に向けても積極的に動いているという。バルセロナで公式戦通算459試合に出場し27ゴール99アシストを記録した34歳の左サイドバック(SB)は、ブスケツと同じく今夏の退団が決定している。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じたところによると、同選手とインテル・マイアミとの交渉も合意に達しつつあり、今夏の加入の可能性が高まっているようだ。

 かつてバルセロナで共にプレーしたメッシブスケツアルバの3選手。MLSの地で再会を果たすことになるのだろうか。

(左)ブスケツと(右)アルバがインテル・マイアミ加入へ? [写真]=Getty Images