詳細画像はこちら

独自の道を歩むアルピーヌ

アルピーヌは、計画中の電動スポーツカー向けに独自のプラットフォームを開発し、複数のモデルの生産を目指す。親会社ルノー・グループのルカ・デ・メオCEOが明らかにした。

【画像】アルピーヌA110後継、独自プラットフォーム採用か【A110とA290コンセプトを写真で見る】 全49枚

アルピーヌは電動ブランドへの移行を進める中で、5月にロータスとのスポーツカー生産に関する共同研究を中止すると発表。電動スポーツカーの将来性に疑問が残されていた。

詳細画像はこちら
アルピーヌとロータスは5月、電動スポーツカーの共同研究を中止した。(画像は予想レンダリングCG)    AUTOCAR

デ・メオ氏は6月18日フランスで開幕したパリ航空ショーで、ルノーの新型ラファールを公開した際、AUTOCARに「長い議論を経て、最終的に自分たちのプラットフォームを構築することに決めました」と語った。

同氏は、アルピーヌがこのプラットフォームから複数のモデルを作るだろうと述べたが、詳細は明らかにしなかった。アルピーヌは、6月26日に開催される投資家向けイベントで、将来のラインナップについて発表する予定だという。

アルピーヌのブランドCEOであるローラン・ロッシ氏は、来年のA290ホットハッチ)を皮切りに、2025年予定の「GT X-Over」(コンパクトクロスオーバー)まで、今後5年間で5台の新型車を発売すると述べている。さらに、2026年にはEVのスポーツカーを、その後、主に米国市場をターゲットとした2台の大型SUVを発売する予定だ。


■EVの記事
アルピーヌ、EV用プラットフォームを独自開発 「A110」後継向け 他車にも採用か
欧州最安のEVに? ルーマニアのダチア、2027年に新型サンデロ発売へ 軽量設計に注力
増え続けるEV用バッテリー 安全にリサイクルする新しい方法とは 自動化で効率的に再利用
名もなきハイパフォーマンス・セダン登場 イタリア生まれの高級EV、2026年発売へ

アルピーヌ、EV用プラットフォームを独自開発 「A110」後継向け 他車にも採用か