バルセロナは19日、クロアチアのクストシヤ・ザグレブからU-17セネガル代表DFミカイル・フェイ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2027年6月30日までの4年間。契約解除金は4億ユーロ(約620億円)に設定されている。

パトリック・ヴィエラ氏が設立したセネガルジャンバルスFCの下部組織で育ったフェイは、左利きのセンターバック。優れたフィジカルのほかスピードやパスセンスも光り、左サイドバックとしてもプレーが可能だ。今年2月に加入したクストシヤでは、クロアチア2部で13試合に出場し1ゴールを記録していた。

バルセロナへの移籍が決まったフェイは、公式サイトで以下のように喜びを語っている。

「子供の頃の夢を叶えることができたので、とても幸せだよ。子供の頃から自分の部屋、ベッドにはバルサの写真を飾っていたんだ。僕は子供の頃から、スペインで、特にバルサプレーするのが夢だったんだ」

「自分を信じてくれたクラブのために、ピッチ内外で全力を尽くしたい。僕はセンターバックで、アイドルはマスチェラーノだ。彼はとてもハードで、メンタル的にも強い選手だった。彼のほかピケとアラウホにも注目していたよ」

なお、当面はトップチームではなくラファエル・マルケス監督が率いるバルセロナ・アトレティックで研鑽を積むことになる。