ライバルをも唸らせる大谷のパフォーマンスから目が離せない(C)Getty Images

 大谷翔平の勢いが止まらない。

 現地6月18日(日本時間19日)、エンゼルス大谷翔平は敵地で行われたロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に放った今季24号を含む4打数1安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

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 圧巻の打撃を披露し続けている。1点ビハインドで迎えた5回無死二塁、第3打席が回ってきた大谷は、相手先発投手メジャー通算224勝を誇るザック・グレインキーが投じた6球目のカーブを完璧に捉え、打球をライトスタンドへ運んだ。

 この日もアーチを放った大谷は、2位のアーロン・ジャッジヤンキース)には5本差をつけてア・リーグ本塁打ランキングでトップを独走。また、22本塁打ナ・リーグトップに立っているアロンソメッツ)にも2本差をつけてメジャートップに君臨している。

 二刀流スターの”無双”ぶりは数字にも表れている。元ESPNのベン・フォーカス氏は自身のTwitterを更新し、エンゼルス内で「12冠」になっていることを伝えた。打撃では打率、安打数、本塁打数など8部門で大谷がチームトップに君臨。投手でも防御率や勝ち星、奪三振数などで4部門でトップに立っており、大谷が独占している状態だ。

 異次元の活躍を見せる二刀流スターには現役のMLB戦士も舌を巻く。カブスの右腕マーカス・ストローマンは自身のツイッターを更新。フォーカス氏のツイートに反応する形で「これは本当に狂気の沙汰。我々はみな、オオタニを目撃できることに感謝すべきだ。めったにない伝説的で、一世代に1人の才能だ」とツイートし、二刀流で圧巻の成績を残す大谷に驚嘆した。

 二刀流で異次元の活躍を見せる大谷には現地ファンやメディアだけでなく、現役選手も驚きを隠せないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「オオタニを目撃できることに感謝」現役MLB右腕が”無双状態”の大谷翔平に驚嘆!「伝説的な才能だ」