TVerオリジナルバラエティ「褒めゴロ試合」(隔週土曜朝10:00〜レギュラー配信)の第11回が6月17日(土)より配信中。前回に引き続き、吉木りさ、ニッチェの江上敬子と近藤くみこ、たんぽぽ・白鳥久美子が、11人組ボーイズグループ「INI」への愛を語った。最も上手に褒めることができた「褒め王」は果たして誰の手に?

【写真】吉木りさ、ニッチェ、たんぽぽ白鳥が「INI」をテーマにバトルを繰り広げる

■INIの多面的な魅力が伝わるMVを紹介

「褒めゴロ試合」は民放公式テレビ配信サービス・TVerにて、佐久間宣行プロデュースの完全オリジナルバラエティ番組として1月14日よりスタート。この番組のテーマは、とにかく褒めること。単に褒めるだけでなく、相手よりも上手く褒めなければならないという、褒めるトークバトル=「褒めゴロ試合」。番組MCを務めるさらば青春の光・森田哲矢と若槻千夏の2人がジャッジし、最も上手に褒めることができた「褒め王」を決定する。

6月3日(土)に配信された第10回では、吉木りさ、ニッチェの江上敬子と後藤くみこ、たんぽぽ・白鳥久美子が「褒めリスト(語り手)」として登場。MCの2人を前に、11人組ボーイズグループ「INI」の大ファンである彼女たちがメンバーそれぞれの魅力を熱く語った。

INIは、2021年に韓国発のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』からデビュー。2021年には「日本レコード大賞新人賞」を受賞、今年1月に開催した初のアリーナツアーでは約12万人を動員するなど、今最も勢いのある男性アイドルグループである。そんなINIに、日々生きがいをもらっているという「MINI(ミニ)」(INIのファンネーム)の4名が、6月17日(土)配信の第11回にてさらなるINI愛を炸裂させる。

2ndラウンドは「褒めちく」。MV、ダンス、YouTubeという3つのテーマに沿ったイチ推しのシーンをそれぞれ発表する。最初にニッチェの近藤が紹介したのは、2022年12月14日にリリースされた1stアルバム「Awakening」のタイトル曲「SPECTRA」だ。YouTubeで公開されたMVがなんと再生回数3200万回という驚異の再生数を記録。その理由について近藤は「デビューから2年が経ち、自信や経験がついてきた結果パフォーマンスに脂が乗っている」と考察する。さらにたんぽぽの白鳥は海外のファンが増えたと指摘。実際にYouTubeのコメント欄には日本語のみならず、様々な言語での書き込みが見られる。

白鳥のイチ推しは2022年4月20日にリリースされた2ndシングル「I」に収録されている楽曲「CALL 119」のMV。特に注目してほしいのは、田島将吾のCALLポーズがカメラに抜かれるシーンだという。あまりの色気に「やっべえっす」と思わず語彙力を失う白鳥の代わりに、近藤が「普段はこんな子じゃないのよ」と解説。本好きでおっとりとした田島のギャップに賞賛が集まった。

一方、吉木は2022年8月24日にリリースされた3rdシングル「M」収録の楽曲「STRIDE」のMVより、髙塚大夢のアップから後ろにはけるシーンをピックアップ。何度見ても「行かないで〜!」という気持ちになってしまうそう。さらにこのMVは、BTSのヒット曲「Butter」のMVでも使用されたソウルウェーブアートセンターで撮影されたと補足情報を追加し、褒めポイントを獲得した。

ここまでを振り返り、ニッチェ江上は「INIってゴリゴリのダンスを踊るかっこいい系だと思うじゃないですか。でもそれだけじゃない」とした上で、2021年11月3日リリースのデビューシングル「A」に収録されている楽曲「KILLING PART」を紹介。MVはメンバーの可愛い自撮りシーンで構成されており、自然体の雰囲気が出ている。「こういうTHE アイドルみたいなこともしてくれる」と江上は多面的なINIの魅力を語った。

■ニッチェ江上「INIの寮母になりたい」

「INIフォルダ」と呼ばれるYouTube初のレギュラーコンテンツを持っているINI。近藤はその中で特に人気のあるバレンタイン企画を紹介。椅子取りゲームで髙塚大夢が松田迅に椅子を奪われ、なぜかセットのハートの風船を押し付けるシーンで近藤は可愛さのあまり思わず涙ぐむ。すると、すかさず吉木が「松田君は煽り上手で可愛らしいところがあるけど実は気遣いの塊」と最年少メンバー・松田の素晴らしさについて熱弁。グループにとって松田は“バランサー”のような存在であるという。

一方、江上はダンスの技術がすば抜けている西洸人が推しメンだが、彼にはあまり面白くないボケをしがちな一面があるよう。そんな西の意外性を楽しめるのが、西と佐野雄大の韓国壁面鑑賞ツアーだ。道中、突如階段でじゃんけんグリコを始める二人。すると西が「パイナップルプルプルプル」と階段を駆け上がるゆるいギャグを披露。高度なギャグではないが、江上は「それが最高!」と大興奮を見せた。かたや佐野はツッコミ上手。先ほどの西のギャグにも「え〜!めっちゃプルプルするやん!」と冷静にツッコミを入れている。嫌な気持ちにならない優しいトーンが絶妙だそうだ。

中国出身の許豊凡(フェンファン)が推しの白鳥は、「フェンファンがこんなに可愛い一面を持っているのかと驚いた」とバレーボール対決での一幕を紹介。そこでは、フェンファンが頑張ってサーブを打つも、ボールがヘロヘロと床に落ちるシーンが映し出されている。「この下手な感じがたまらなく可愛い」と白鳥。近藤も「フェンファンは歌も上手いしダンスも上手いし頭も良いし、苦手なものがないと思ったら」と、人間味あふれる彼の一面に惹かれたそう。

ここで「ちょっといいですか」とまたもや吉木お得意の補足褒めが。ギャップでいうと、尾崎匠海はその王様であるという。演技力があり、舞台のみならず先日最終回を迎えたドラマ「月読くんの禁断お夜食」(テレビ朝日系)でも主人公のライバル役として活躍した尾崎。ビジュアルも歌も完璧なオールラウンダーだが、吉木は「めちゃくちゃおバカ」と語る。例えば、赤色と青色を混ぜたら「黄色になる」と答えるなど、わざとらしくないナチュラルなおバカっぷりが最高だという。

さらに吉木は髙塚大夢が頬袋をいっぱいにしてご飯を食べる、通称“もぐろむ”のイチ押し映像を紹介。それは髙塚のバースデー企画での一幕だ。大きなスプーンでケーキを頬張り、思わず口にホイップがついた髙塚の愛らしい姿を全員で堪能。他のメンバーも基本的に食欲が旺盛なようで、江上は「寮母になってでっかい鍋でカレー作りたい」と語った。

■INIはファンの仲の良さも魅力

過去最高の激アツバトルが繰り広げられ、ついにファイナリスト2名が決定。補足の女王である吉木と、割り込みの女王・ニッチェ江上がラストバトルに進んだ。

最終ラウンドは、お互いが持っているまだ使っていない最終兵器でINIを褒め合う“褒めゴロ試合”。まずは江上がダンスを刻みながら、「ダンスが苦手だった子たちも木村柾哉くんや西洸人くんに引っ張られてどんどん成長していくのを見ると私は胸が熱くなっていつも一人で泣きそうになるの!」と熱い気持ちをぶつける。

一方、吉木はメンバーの人柄の良さをあげ、「普通アイドルグループのトークなんて蹴落とし合い。でもINIはみんなで盛り上げて頑張ってますよね!」と語りかけ、江上も「助け合いがすごい」と大共感。バトルというよりもセッションの様相を帯びていく。さらに江上は運営も“神”と崇め、「MINIのために色々な動画を作ってくれる」と感謝。最後は「これからは私たちが恩返しをする番」と二人は手を取り合った。

結果、褒め王はINIの寮母になりたい江上に決定!その熱量の高さが評価された。しかしながら、全員が語れただけで満足そうな顔を見せるまさかの展開に若槻は「MINIの仲の良さもいい」と語る。INIのみならず、彼らを推しているファンの魅力も伝わる回となった。

「INI」愛をプレゼンする吉木りさ、ニッチェ、たんぽぽ白鳥/(C)TVer