6月19日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、ママ友同士のマウンティングについて出演者の間で議論が交わされた。ママ友から自慢話をされ、自身がそれを上回るネタを持っていた場合、言わずにおくのか自慢ネタを返すかといった心理戦のテクニックが存在するという。

 これに対し、マツコ・デラックスは当初、「ママ友」と「ママタレ」を勘違いして、「ママタレの心理戦みたいなのがわからないけどさ……」と話し始め、「ママタレじゃないわね。ママ友ね」と気づく。続けて、「ママタレを言い出したら大変よ。心理戦どころの騒ぎじゃないわよ。恐ろしいですよ、そりゃ」と明かした。マツコは人気タレントとして多くのテレビ番組に出演しているため、ママタレ業界の裏事情も何か知っているのだろう。これには元フジテレビの大島由香里アナウンサーも「いつかお訊きしたい」と強い興味を寄せていた。

 さらにマツコは、マウンティングに関して自慢ネタと自虐ネタは「一緒だと思うのよ」と持論を展開。「自虐は火がつく。ぬるいと思ったら。『何もそんなもんで、何が辛いって言ってるの』。それは火がついちゃうんだよ。だから構造的には一緒なんだろうな」と話していた。

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 また、マツコは「自虐マウントってだからアタシ、自慢マウントぐらい闇だと思うわ。やっぱり」としみじみと語っていた。

 これについて、自身も子持ちでママ友コミュニティに属している若林史江が、ママ友界隈では「自虐マウント」が意外とないと話すと、大島アナも同意していた。これにもマツコは「大島さんに、そこを同意求めちゃダメだよ」と若林をたしなめ、「(大島アナは)この底なし沼の底を見たら、終わりだとまだ光を求めている」とツッコミを入れ、「(自虐の側に)おいで〜楽しいよ」と大島アナに“闇落ち”を促していた。

 これには、ネット上で「自慢も自虐もめんどうだな」「女より男の方がマウント取るやつ多いわ」「大島さんはマツコと株子(注・若林のこと)の生き方に結構、憧れてるのかな? 教えを請う感じが出てる気がする」といった声が聞かれた。

マツコ・デラックス