ついに画面が助手席まで!

Eクラスセダンに続きワゴンも

メルセデス・ベンツは2023年6月20日、Eクラスのステーションワゴン「エステート」の新型をドイツで発表しました。セダンに続くモデルチェンジです。

外観はより丸みを帯びスポーティに。フロントデザインも刷新され、グリルとヘッドライトの間に黒いパネルが挟み込まれているのが特徴です。これはEV(電気自動車)であるEQシリーズと共通性を持たせています。

サイズは全長4949×全幅1880×全高1469mm。ホイールベースは先代より22mm延びて2961mmになっているといいます。荷室容量は615L、後席を倒せば1830Lになるそうです(プラグインハイブリッドは460~1675L)。

前席のディスプレイは運転席、センターのほか助手席にもつきました。センターディスプレイではサードパーティーアプリが利用可能で、市場投入時には「TikTok」や「Webex」、「Zoom」といったアプリが利用できるそう。

このほか、「Digital Vehicle Key」という機能を使用すると、スマートフォンやアップルウォッチがクルマのキーになり、キーの共有も最大16人まで可能だそうです。また自動駐車機能も向上し、ドライバーなしの完全な自動バレーパーキング(SAEレベル4)に対応しているといいます。

パワートレインはガソリン、ディーゼルプラグインハイブリッドの3種類で、いずれも排気量は2000cc。プラグインハイブリッドは0-100km/h加速が6.5秒という性能だそうです。

新型Eクラスエステート(画像:メルセデス・ベンツ)。