マーベル・スタジオによる最新ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」が、6月21日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。

【写真】「シークレット・インベージョン」モノクロポスタービジュアル

■映画出演本数150本越えのサミュエル「フューリーが大好き」

シークレット・インベージョン」は、“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリー(サミュエル・L.ジャクソン)が、あらゆる人物に擬態できる能力を持つスクラル人の“シークレット・インベージョン”(見えざる地球侵略計画)の阻止に挑むサスペンス・スリラー

50年以上のキャリアを持ち、映画の出演本数が150本越えの俳優・サミュエルは、「フューリーが大好き」「子供の頃から憧れていた」「取りまとめ役だからこそ最高」など、MCU作品に出演するたびにフューリー愛とその理由を告白。今作でも、彼は「私はフューリーが大好きで、まだこの役は終わらせたくない」と、同役への熱烈な思いを明かした。

MCUに欠かせない男“ニック・フューリー”

「パルプ・フィクション」にて、信心深い殺し屋ヴィンセントを演じ、第67回アカデミー賞で助演男優賞にノミネート、「スター・ウォーズ」シリーズではジェダイ・マスターメイスウィンドゥを演じ、世界中に名を知られることになったサミュエル。今もなお、ハリウッドの第一線で走り続ける彼は、「アイアンマン」(2008年)にてマーベル作品に初出演を果たして以来、MCUに欠かせない男“ニック・フューリー”を演じ続けている。

サミュエルは「アベンジャーズ」(2012年)で「子供の頃からずっと憧れていた世界の一員になれたから、とても満足している。私の演じるフューリーは自分の存在価値をよく理解している男。だからこそ、最高なんだ!」と熱弁し、自身のお気に入りの役になった理由を明かしていた。

その後もその思いは冷めることなく、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)でも、「私はフューリーが大好き。彼はスーパーパワーを持たない男で、ヒーローたちの責任者であり、彼らはフューリーに従う。それが彼の特別なところなんだよ!」と力説し、演じるたびに自身の役に惚れ込んでいる様子を見せていた。

■初の主人公役となるサミュエル

アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)以降、アイアンマン役のロバートダウニー・Jr.やキャプテン・アメリカを演じたクリスエヴァンスなど、MCU作品を長年支えてきた俳優はマーベル作品から卒業を果たし、サミュエルの今後にも注目が集まる中で初の主人公役となる本作。今回は“アベンジャーズ”に頼ることなく、自ら前線に立って侵略阻止へ挑んでいく、これまでにない新たなフューリーの姿も描かれ、スクラル人の擬態能力で誰が敵で味方かさえ分からない危機的状況に陥っていく。

撮影にあたりサミュエルは、「私はフューリーを演じるのが大好きだし、願わくば、僕はまだこの役は終わらせたくない。このMCUの新しいフェーズでも、またふらふら出たり入ったりするのが理想だよ」とフューリーに対する愛は未だに冷めやらぬ様子で、今後彼の物語が続くことも予感させた。「今でもコミックは買うし、その中のキャラクターを演じ続けるということには、大きな意味があるよ」と、長く演じることの意義も説明した。

「シークレット・インベージョン」サミュエル・L.ジャクソン/(C)2023 Marvel