マクドナルド

日本マクドナルドが19日に発表した、一部店舗の価格見直しとデリバリー時の値上げ。近年マクドナルドでは値上げが続いていたとありネット上では次々悲鳴が上がっているが、一方で突然「幼少期」を回顧するファンも…。


■イートイン時の値上げ額は未公表

2022年3月、9月、そして今年1月と値上げに踏み切ってきたマクドナルド。

原材料費の高騰に加え、賃料、人件費、物流とコストが上がっている背景をうけ、7月19日からは都心部に立地する184店舗の価格見直しを実施する。詳細な価格はまだ明かされていないが、通常店舗と都心部の店ではメニューによって価格差が数十円単位でつくようだ。


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■デリバリー値上げ額のみ公開

また一方で、これら店舗のデリバリー価格においても値上げすることを発表。

こちらは値段が明らかとなっており、一例を挙げると「炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ」は60円、「ビッグマック」は50円、「ダブルチーズバーガー」は40円、「ハンバーガー」は20円の値上げとなる。

セット価格の値上げ額は明らかにされておらず、「7月19日以降にマックデリバリーや各種デリバリーサービスの注文ページにしてご確認ください」と説明があるだけだ。


■勘違いするユーザーも

賃料や人件費が他地域より高い都心店舗でのイートイン、デリバリーの値上げ。それを受け、ネットではファンたちから「また値上げってまじ?」「良い話ではない」と悲痛な叫びが上がっている。

また一方で、公表されたのは一部店舗のデリバリー価格だけにも関わらず、「え、ハンバーガー240円!?」「高すぎでもう行かない」「モスに行くわ」と“イートイン価格”と勘違いするユーザーもおり混乱を生んでいる。


■「あの時代」を知る者たち…

そんな中、目立っていたのが自身の「小学生」時代を振り返るユーザーの声だ。

ツイッター上で調べると、「小学生だったころの3倍の値段になっててわろた」「私が小学生の頃、マクドナルドのハンバーガーは60円台」「小学生の時80円やった」と、やたらと小学生時代を回顧するユーザーが多いのが印象的だった。

彼ら、彼女らが話す小学生時代とはおそらく2000年代前半。約20年前のことである。この頃は確かにハンバーガーを最安59円で購入できた時代であり、きっとその激安さが強烈に脳内記憶されているのだろう。…それと比べると確かに現在の価格はショックかもしれないが、これも時代の流れだと理解するしかないのだ。

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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

マクドナルド値上げ発表に一部ファン混乱 なぜか「小学生時代」回顧する人が続々と…