シュツットガルトがフライブルクの韓国代表FWチョン・ウヨン(23)の獲得に向けて個人間合意に至ったようだ。ドイツスカイ』が報じている。

母国の仁川ユナイテッド出身のチョン・ウヨンは、2018年1月にバイエルンU-19チームに加入。ドイツでのキャリアをスタートすると、バイエルンⅡへの昇格後の2019年6月にフライブルクへ新天地を求めた。

セカンドトップを主戦場に前線の複数ポジションで可能な右利きのアタッカーは、ここまでフライブルクで公式戦100試合に出場し、11ゴール5アシストを記録。今シーズンも公式戦34試合に出場したが、先発出場はわずか9試合にとどまり、その出場の多くが後半終盤の途中出場となっていた。

そういった事情もあり、出場機会を求める韓国代表FWは、よりプレータイムが保証されるシュツットガルトからのオファーを受け入れた模様だ。

ただ、報道によると、財政難のシュツットガルトはチョン・ウヨン獲得の資金を得るためにまずは自クラブの選手の売却が必要になるという。

一方、フライブルクは2025年まで契約を残す同選手の売却を妨げる意思はないものの、後釜となる新戦力を獲得するまでは交渉に応じることはない模様だ。