2005年のアーケードゲーム版の登場から長く愛されるアイドルマスターシリーズ。2011年にとうとうアニメ化され、2014年には映画化と長期的な人気を誇っています。12人のアイドルをプロデュースしていくこのアニメ。個性豊かなアイドル達の中でも最も異色なアイドルといえば、なんといっても「りっちゃん」こと秋月律子さんでしょう!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■10代に見えない?しっかり者のメガネキャラ

 ゲーム版での年齢は18歳~19歳。高校時代に事務員アルバイトとして765プロに入社。人員不足のため、アイドル候補生として、そしてプロデューサーとして大忙しです。
アニメ版では、すでにプロデューサーとして就労し、アイドル活動も学校も卒業しています。アニメ6話では『竜宮小町』をプロデュースし人気アイドルに。成功したプロデューサーとして社内外に信頼の熱い律子ですが、そのしっかり度からアラサ―の空気を醸し出していますが、現在19歳。まだ未成年なのです。

 パンツスーツにまとめ髪、そしてマストアイテムのメガネ!普通の19歳だったら浮いてしまう恰好がバッチリ決まっているのは、中身がそれだけ大人だということでしょう。


ツンデレを超えた?常識派のツンツン娘

 新人プロデューサーとして主人公の赤羽根が就職した、765プロの先輩プロデューサー律子はとってもしっかりもので、所属アイドル達のお姉さんとして、お説教したり相談にのったりと、とても頼られています。

 一般的な「ツンデレ」とはちょっと違う「常識的なツンデレ」。後輩とはいえ、年長者の主人公には「しっかりしてください!」と若林直美低音ボイスで叱りつけてくれます。腰に手を当てて前のめりで叱る姿!叱る顔もかわいいなぁ。叱られたい属性を持った人にはもうたまらないのです。

■高ポテンシャルなのに低自信。応援したくなるアイドル!

 自称「寸胴」でアイドルとしての自身には全く自信がない律子ですが、データでは「156cm・43kg・85.57.85」というトランジスタグラマー。どれくらいグラマーかというと、壇密さんよりウエストとおしりがちょっと小さいかな?くらいです。「隠れ巨乳」と言われており、Eカップとも噂されていますが、ウエストの細さからも考えてFでも不思議ではありません。

 アイドルとしてのポテンシャルもかなり高く、ゲーム内の初期パラメーターでは「歌唱力25(2位)」「ダンス23(1位)」「ビジュアル21(2位)」と、総合でも3位の実力です。

 従弟の秋月涼を着せ替えして美少女風にしてしまう(アニメ未エピソード)など、ファッションセンスも抜群の律子ですが、セルフプロデュース能力はイマイチ。素がいいのに、絶対メガネは外さず(願ったりかなったりですが)、私服は○ーソンの制服風、髪型もあほ毛満載で、ОL風のまとめ髪はもはやパイナップル。アイドル時代の三つ編みエビフライと言われ放題です。

 しかし、律子ファンにはそのアンバランスさがたまらないのです。ありあまるポテンシャルに気付かずに自分を卑下。努力家であり内面を磨き続けるのに、外見には無頓着。「そんな律子のいいところ、俺だけは知ってるし」と思うと萌えがとまらねーです。

 アニメ内で『竜宮小町』メンバーのあずさが急病のため、アイドルとして復帰した律子。イメージカラーのグリーンのサイリウムが会場を彩ったシーンには、胸が熱くなりました。「プロデューサー兼アイドル」と勝手に紹介されてしまった律子。プロデューサーとしては、華々しくカムバックしたアイドルを放置できませんよね?きっちりアイドルとして大復活してほしいですね。


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★記者:藤原ゆうこ(キャラペディア公式ライター)

(C)BNGI/PROJECT iM@S

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